うれしいメール

昨日私がアドバイザーをしている学校の前教頭を通じてある学校から授業アドバイスの依頼がありました。喜んでお引き受けしましたが、その夜に1通のメールが来ました。私がアドバイザーをしている学校から昨年その学校へ異動になった先生からでした。メールでこの先生が今年度から現職教育の担当となって私を推薦してくださったのだと知りました。

初めてこの先生の授業を見せていただいたときに、授業規律とそれをつくる指導力に感心したことをよく覚えています。このようなベテランに私が直接アドバイスする機会はほとんどなかったのですが、数年の間にその授業は笑顔が増え、子どもを受容する場面が多くみられるようになりました。まわりから吸収して、コミュニケーションのあり方を意識的に変えようとしていることがよくわかります。自分のスタイルを持っているベテランはなかなか変わろうとしないものですが、授業にこだわり、進歩しようとしている姿勢をとても素晴らしいものだと思いました。
このような方に推薦いただけたことを本当にうれしく思いました。

メールの中で次のようなことが書かれていました。

授業で生徒を変える、授業で学校を変える、こういう意識が先生方に芽生えれば学校は良くなると思っています。意識して授業力をアップしていくことが生徒の信頼と信用を得ることにもつながります。

全く同感です。こういう視点で現職教育が組まれていけば、学校はきっとよい方向へ変わっていくと思います。どのような形でかかわっていくかはこれからですが、私にとってもよい学びの機会なると確信しています。

授業を大切にしたい、授業を通じて子どもを育てる、そういう学校が増えてきているように感じます。とてもうれしいことです。また、授業を大切にしようとしている学校のお手伝いができることに感謝しています。5月の連休が明ければ、学校への訪問も本格化していきます。どのような出会いがあり、どのような学びがあるのか、今からとても楽しみです。
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