検討会で、先生方の力が子どもたちのよい姿を引き出していることを伝える

私立の中高等学校で、研究授業の全体会に参加しました。先日の公開授業研究会の検討会です。

教科別の検討会の前の全体会では、先生方に授業の様子から学んだこと、子どもたちのよい姿などをまわりの方で自由に話していただきました。うれしかったのが、先生方がとてもよい表情で話し合っていただけたことです。まだまだ話は続きそうでしたが、残念ながら時間の関係で、途中で切らざるを得ませんでした。何人かの方に話し合ったことを聞かせていただきましたが、子どもたちの姿や授業から素直に学ぼうという姿勢が感じられました。教科を越えて、子どもたちや授業について話すことのよさを感じていただけたのではないでしょうか。
私からは、「この学校の子どもたちのよさ、可能性には素晴らしいものがある。昨年度私が見た姿と比べても大きく進歩している。子どもたちのよさを認めてほしい。そして、子どもたちのそのよい姿をつくり出したのは、間違いなく先生方の力であり、そのことに自信を持ってほしい。子どもたちの力を認めて、先生方より高いものを子どもたちに求めれば、きっとそれに答えてくれるはずである」といったことをお話しました。また、今回アクティブ・ラーニングを意識した授業が多かったのですが、子どもたちが上手く活動できていない授業もありました。ただグループにすれば子どもたちが活動する、発表場面をつくればよいというものでもありません。アクティブ・ラーニングの考え方、実際に行う時のポイントについて、希望者を対象にしてお話しする時間を取らせていただくことにしました。
「そもそもなぜアクティブ・ラーニングなのか?」「アクティブ・ラーニングに挑戦したいがどこから始めればいいのかよくわからない」「実際にやってみたがどうもうまくいかない、しっくりこない。どうすればいいのか?」といった先生方の疑問に少しでも答えられるようなお話を何回かに分けてできたらと思っています。
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31