愛知県教育委員会義務教育課

【大府市教育委員会】 情報モラル教育の実施

 昨年度より大府市では、これまでの情報モラル授業をデジタルシチズンシップの視点で見直し、“デジタルの世界でよりよく生きるためには、どのようにふるまえばよいか”という授業実践を進めています。
 昨年度、SNSでは安易に個人情報をやりとりしない、インターネットサービスでは、利用規約をよく読み、納得した上でサービスを受ければ、大きな被害に遭わないだろうと結論付けました。しかし、「信頼できる会社は何となく分かるけど、SNSではどんな人が信頼できるか分からない。」という新たな疑問が児童から出てきました。もっと話し合いたいという要望を受け、本年度は、信頼できる人とはどんな人でどんな内容を話しても良いのか、理解を深める授業展開に主眼をおきました。具体的には、ネットで知り合った人と身近な人を信頼度の高い順に並べてその理由を発表し、学級の納得解を見つけるというものです。最終的に、保護者の大切さを再認識し、信頼度と話す内容が密接に関わることに気付きました。
 大府市では、今後もこの取組を継続していきたいと考えています。(2023年11月30日)



【情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)】 2023-12-22 16:19 up!