愛知県教育委員会義務教育課

【豊川市教育委員会】「道徳教育で大切なこと」

 豊川市の道徳主任会では、研究主題「豊かなかかわりの中で自己を見つめ、よりよく生きる子供を育てる道徳教育」に取り組んできました。
 令和5年6月16日(金)には、豊川市立南部中学校長西川真治先生と豊川市立御津北部小学校長田中基明先生を講師に迎え、学習会を行いました。
 西川真治先生には、「道徳授業の悩み」に対する質問についてお答えいただきました。「教科書だけでなく、自作教材をどのくらい使ってよいのか」という質問には「年間35時間とすると、最低限、学年の内容項目数程度は教科書を使う。残りの時間は自作教材と考えると、他の教材や自作教材をかなり使うことができる。各学校の重点目標を意識して+αができるとよい」と教えていただきました。また、本音を引き出すための発問については、オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンについて、それぞれが有効な場面と、その使い方を教えていただきました。
 田中基明先生からは、学習指導要領の見方と別葉の作成の仕方、活用の仕方についてお話をいただきました。特に、別葉の作成については、道徳主任一人で作るのではなく、各教科の主任や学年担当にも協力してもらいながら職員全体で作成していくことで、各教科のねらいや内容項目との関連について、同じ視点で考えて進めていくことができると教えていただきました。
 今後も、子供たちが興味をもって学ぶことのできる道徳授業を目指し、研究を進めていきたいと考えています。(2023年11月18日)


【道徳科の授業実践(モラルBOX掲載用)】 2023-12-22 15:26 up! *