一宮市立南部中学校

12月23日(水) 2学期終業式

 本日午後から終業式が行われました。表彰伝達が行われた後、次のような校長講話がありました。
 今年の2学期は、8月24日から始まり、3年生の修学旅行、部活動の大会、体育大会、合唱コンクールなどと例年以上に多くの行事が行われました。コロナ禍でもしっかりと感染対策をして行事を実施することができました。皆さんの協力のおかげです。
 さて、今年の冬休みはこれまで以上に感染対策をしなければならないといわれています。そんななかでも、年末年始は多くの大人、父母や祖父母、親戚の人などと会う機会があると思います。そんな時、今どんな仕事をしているのか、その仕事のやりがいは何かなど、人生の先輩である大人とじっくり話してみてはどうでしょうか。中学校では、キャリア教育として、これまでいろいろな学習をしてきています。しかし、自分の一番身近にいる人からじっくりと話を聞いてみることが、一番のキャリア教育になると思います。一人一人の大人は、職業人としていろいろな経験をしてきています。その話を聞くだけでも、これからの自分の人生を考えるヒントを得ることができます。
 この休み中にしてほしいこととしてもう一つあります。例年年末年始には、各種報道機関から10年後、20年後さらには50年後の将来予想が発表されます。皆さんがこれから生きる時代がどんな時代なのかを予測したものです。これらの発表をもとに自分の将来について一度考えてみてください。現在でも皆さんが知らない仕事はたくさんあります。まだ職業にはなっていないが、技術開発が進むにしたがって職業となるものもたくさんあります。皆さんが選択できる夢や職業はこれからも広がっていきます。しかし、知らなければ選択することができません。この冬休みが世の中のことについて知り、自分のこれからについて考える時間になることを願っています。
 それでは、3学期の始業式元気な姿で全員が登校できるように願っています。




【学校行事】 2020-12-23 14:04 up!

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