愛される学校づくり研究会

★ベテランの先生方によるリレー方式のコラムです。校長、教頭、教務主任、校務主任などを経験された先生方に学校経営上のちょっとしたアイデアを紹介していただきます。今回は…

【第9回】井出 誠一 先生

《知恵18》 学年連絡会は職員室で行う

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学年連絡会と言えば、学年室や学年主任の教室などを使って行っている学校が多いだろう。学年の職員数が多い学校ではその方がよいこともある。しかし、1学年2〜3名程度だったら職員室でやるのも一案である。職員室でそれぞれの学年職員が行事や教科指導等について話題にするのである。声が混じってやりにくいのではないかという心配もあろうが、やってみるとそうでもない。逆に、となりの学年の話題を聞いて、「あっ、そうそう、そのことも検討しておかなければ」ということが結構ある。また、学年間で連絡を取りたいことや、全学年同一歩調で取り組みたいことなどは、その場ですぐに協議できるのも職員室でやるよさである。
 

《知恵19》 職員室に共有スペースを作る

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職員室の広さや職員数によっては難しい場合もあるが、職員室内に共有スペースを作るとよい。しかも、可能ならば職員室の中央に設けるのが望ましい。このスペースは、職員間の情報交換の場となる。共有したい情報をプリントにして置いておくこともできるし、そこに集まった仲間で、学級のこと、授業のこと、私生活のこと、社会情勢のことなどを話題にすることもできる。これは、情報の共有化を促すと共に、職員の一体感を高めることにもつながる。

(2008年6月9日)

知恵袋

●井出 誠一
(いで・せいいち)

昭和62年、長野県の公立中学校を皮切りに教員生活をスタート。以後、中学校(数学)6年、小学校14年を経験。平成14年度には、愛知教育大学教授志水廣先生のもとに内地留学し、全国の小中学校の算数・数学の授業を視察。その経験を、志水先生との共著「こうすればもっとよくなる算数授業」にまとめた。現在、長野県岡谷市立岡谷小学校教諭。長野県内で授業力アップセミナーを開催している。