表示項目はありません。

新潟市立亀田東小学校 平成22年度1年生

生活科「さつまいもをそだてよう!」

保育園や幼稚園などで経験のある子がいると思いますが,小学校でも生活科の学習の一環として,さつまいもを栽培します。

さつまいもの変化や成長に関心を持ち,大切に育てる心を育てたり,収穫の喜びを味わわせたりしたいと考えています。

収穫の秋にはパーティーも考えています。さつまいもを通して子供たちが学んでいく様子を紹介します。

(文責;第1学年 高橋)

PART.1 はたけにさつまいもをうえたよ!(5/11)

穴を掘り…
「東っ子ファーム」に集まった1年生。決められたエリアに上手に並びます。
「まずは苗を植える穴をほらないとね。」
さあ,いよいよだね
ずいぶん深くまでほることができました。少々の風が吹いても飛ばされることはなさそうです。
「これくらいでいいかなあ。」「そうだね,いいよね。」
さあ,ほった穴に苗を植えます。
土をかぶせ…
ていねいに土をかぶせていきます。
「よしっ,平らになったよ。」
匠も協力
畑を耕し,うねをつくった用務員「匠」も登場,子供たちの活動を見守ります。
じょうろで水をあげて
じょうろを使ってまんべんなく水をあげる子供たち。
ペットボトルでたっぷりと
持参したペットボトルも使ってたっぷりと水をあげました。
「はやく大きくなってね。」
「いっぱいみずあげるからね。」
思いを込めながら水をあげました。

PART.2 さつまいもをしゅうかくしたよ!(10/21)

猛暑の影響で発育が心配されましたが,真夏の間も用務員,通称「匠」のバックアップを受け続けぐんぐん育ったさつまいも,近年まれにみる大豊作となりました。

どこが根元なのー!
大きく伸び,絡み合ったつる。まずはつるを引っ張り,葉を取り払います。
よいしょ!
「どこまで続いているの?」
つるを手繰り寄せるものの,なかなか見えてこないさつまいも。
うんとこしょ!どっこいしょ!
「うんとこしょ。どっこいしょ!」
友達同士力を合わせ引っ張ると,さつまいもが土の中から顔をのぞかせました。
ほらっ!
「ほら!」「すごーい!」
夢中で掘る子供たち。次から次へとさとまいもを掘り起こします。
どうだー!
予想以上に大きなさつまいもに,興奮を隠せない子供たち。
どーん!
「見て見てー!」
中には数人がかりで掘り出した大物もたくさんありました。
おっとっと
「おっとっと…。」
大きなさつまいもは,とっても重い。片手では支えきれないほどのものもありました。
記念撮影
収穫したさつまいもを手にして記念撮影。たくさんのさつまいもに囲まれ,大喜びの子供たちでした。
廊下で熟成
「焼きいもにしたいね。」「スイートポテトもいいな。」「いも天もおいしいよ!」
収穫したさつまいもをしげしげとながめながら,さつまいもパーティーに向け,思いを膨らませていた子供たちでした。

PART.3 さつまいも,おいしくいただきました!(11/4)

熟成されたさつまいも。おいしくいただきました。学習発表会前に向けて景気づけ! 食欲の秋を満喫しました。

新聞紙でつつんで
まずは,一人一人がさつまいもを新聞紙でくるみます。
ぬらして水分を
続いて順番に水に浸していきます。
「こうするとふっくら焼けるんだって。」「楽しみだね。」
アルミ箔で包んで
水で濡らしたさつまいもを新聞紙ごとアルミはくで包みます。
「すきまがあかないように上手につつまなきゃ。」
火にかける様子
いざ火の元へ。場所は中庭。用務員通称「匠」のお二方がファイヤーキーパー。
「熱いからね。やけどしないように気をつけてね。」「はーい!」
担任付き添いのもと,火にくべていきます。
いただきます
「いただきまーす!」
学習発表会のリハーサルを終え,おいしいさつまいもを堪能しました。
おいしいね
「あったかーい!」「おいしーい!」
じっくりと火に通された焼きいもをぱくつく子供たち。ちょっぴり焦げたものもありましたが,それはご愛嬌。何ともいえないいい匂いが立ちこめます。