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新潟市立亀田東小学校 平成22年度6年生

総合的な学習の時間「わくわくワーク生き方検索エンジン」:その1『オープニング』

最高学年として1年生と触れ合う機会が多い子供たち。

「1年生と比べると,5年間であれもできるようになった。これもできるようになった。随分成長したなあ。」

しかし,思春期の入口に立つ子供たち。自分の進路について少しばかり不安を抱くことも。

「次の5年後は高校生か。どんなふうになっているのかなあ。…その先は!? 将来何しているんだろう…。」

もっとも身近な家族はもちろん,様々な大人との出会いを通して,自らの生き方についてじっくり考える学習。子供たちと大人との出会い,そこから学ぶことを綴っていくページです。

(文責;6年 総合担当 土田・鷲尾)

1年生教室にて
1年生教室にて
何の予告もなく1年生教室へと連れて行かれ,1年生の学習を始める6年担任。
「何!?何が始まるの?」と,戸惑う子供たち。
懐かしい国語の教科書
「懐かしい!!」
1年生の教科書を手に取る子供たち。次第に5年前を思い出しつつ…。
1年生になりきって拍手
小さな机,椅子。国語の教材文を声をそろえて読む子供たち。

教室へ戻り5年前の自分と現在とを比べました。
「考え方も大人になったし,できなかったことがたくさんできるようになった。」という意見がたくさん出る中,「でもあの頃のように自分を素直に出せない時もある,恥ずかしさもできている。」という見方も出てきました。

「じゃあ次の5年後は? そのまた先の5年後は?」「これから色んな選択肢があるけれど,どう決めていったらいいのだろう?」

そんな思いを抱きつつ,「わくわくワーク生き方検索エンジン」がスタート。いちばん身近な人生の先輩である家族にインタビューすることになりました。

お家の人へのインタビューを終えて
pcルームにて
お家の方にインタビューをしつつ,学校ではインターネットを利用して「職・進路」に関するサイトを閲覧,視野を広げました。(「13歳のハローワーク」を閲覧)
発表会の様子
学年で6,7人のグループを作り,調べた事柄インタビューから感じたことについて情報を交換し合いました。
廊下でも発表会
自分自身の,そして友達の家族の意外な一面が分った子供たちでした。ですが,これまで以上に家族との距離が縮まり,自分の進むべき道についてもちょっぴり安心した様子でした。
修学旅行でのドキドキインタビュー(6月15日〜16日)
運転手さんにインタビュー
いよいよ実践編!「修学旅行で出逢う人生の先輩達にインタビューしよう」ということで,子供たちは体験活動後にバスの運転手さんと談笑しながら順番に質問し、交流しました。
真剣なまなざし
「生きがいは何ですか?」など,子供たちの質問に真剣に答えてくれる体験活動の指導者の方たちとのふれあいをとおして,自然と子供たちも引き込まれながら話を聞きます。
バスガイドさん聞かせてくださ〜い
インタビューを重ねるごとに徐々に子供たちも「聞き上手」になってきました。
インタビューしてきたことを発表(6月23日)
聞いたことを心をこめて発表
佐渡でインタビューした内容から1番心に残ったことを学習参観で仲間やおうちの方に紹介しました。
友達の発表を聞きながらメモをとる
友達の発表を聞きながら,共感したことなどメモをとり,理解を深めました。
子供たちが心に残った言葉
全員が発表し終え,キーワードで埋め尽くされた黒板。インタビューして感じたことを基にこれからの総合学習にさらにつなげていきます。