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東っ子ピクニック2010 (9/30)

「もっと友達ふやそうウイーク」のメインイベントでもある「東っ子ピクニック」。本来なら9月28日に実施予定でしたが,雨天延期…。

仕切り直しの30日。いつもにも増して笑顔で登校する子供たちの姿がありました。天候がまたも危ぶまれましたが,子供たちの思いが伝わり,無事出かけることができました。

東っ子班でピクニックについて話し合う機会を昨年度より1回少なくした今回。それだけに,6年生の準備を入念に指導してまいりました。
5,6年生…「班をまとめる」 3,4年生…「積極的にアイディアを出す」 1,2年生…「話をしっかり聞く」
学年別にめあてをもたせ,取り組んできた「もっと友達ふやそうウイーク&東っ子ピクニック」。異学年,縦の学年のつながりがより深まった活動となりました。

「上級生のあるべき姿を肌で感じてしっかり受け継ぐ」,そんなとても貴重な意義のあるピクニックの様子を紹介します。

(平成22年度東っ子ピクニック担当 鷲尾)

オープニングのアナウンス
活動教室に集合して「オープニングセレモニー」スタート!
放送室から「東っ子にこにこファミリー隊(縦割り委員会)」によるアナウンスでスローガンを唱和。
活動教室での子供たちの気持ちがさらに盛り上がります!
玄関前に整列
学校を起点に目指す公園が遠い班から順番に玄関前に整列します。どの子供たちも笑顔。ワクワクドキドキしている様子が伝わってきました。
6年生が点呼をとり,整列完了!
出発前の一コマ
いよいよ,出発!「オー!」班長の呼びかけにこぶしを突き上げ応えるメンバーたち。さあ,目的地に出発です。
到着,人数確認
車が近づくたびに声をかける6年生。班長は後ろを振り返りながら進み,全員無事に目的地の公園に到着,人数確認です。(袋津公園)
持ち物は旗の周辺に
荷物は一か所にまとめるよう班長が指示。この班はベンチに。旗を掲げるところが微笑ましいですね。(袋津公園)
遊具をきれいに
みんなで利用する施設。この班は雑巾を持参し,遊具の掃除から活動をスタートしました。(堤公園)
缶けりの説明
缶けり1
「この缶をけってね。分かったかな?」
班長からルール説明。「わかりましたー!」と下級生。(伊夜日子神社)
鬼を決めるじゃんけん
缶けり2
「よーし!じゃあ鬼を決めるよー! 最初はグー…。」
班長とじゃんけんして鬼を決めていました。(稲葉神社)
缶けり「あとはだれかなあ。」
缶けり3
6年生にだいぶ見つけられたこの班。缶の周りに集まっています。
「後は○○さんと…。どこかなあ。あの辺りが怪しいなあ。」(砂岡公園)
缶を蹴ろうとうかがっています
缶けり4
境内の陰からチャンスをうかがう子供たち。
「そーっと,そーっと。もうちょっと…。」
だるまさんが転んだ1
だるまさんが転んだ1
シンプルですが静と動があって子供たちが大好きなこの遊び。班長がまずは鬼役。(東公園)
だるまさんが転んだ2
だるまさんが転んだ2
「だるまさんが…転んだ!」
振り返るとすぐそこにメンバーたちが!?
「わーっ!」…思わず苦笑いの班長。
助け鬼2
助け鬼1
集団遊びの定番である鬼ごっこ。ここでも6年生が率先して鬼役。足の速い6年生。低学年は歓声を上げながら逃げ回ります。(草薙神社)
助け鬼1
助け鬼2
「助けてー!」
学年や性別を超えてなかよく遊ぶ姿が見られます。これこそ縦割り活動のだいご味と言っていいでしょう。(伊夜日子神社)
ラインを引く3年生
ドッジボール1
「次はドッジボールをするよ。」
「じゃあライン引くね。」と3年生。互いに協力して準備を進めます。
ドッジボール「それー!」
ドッジボール2
「班長をねらえー!」互いに声を掛け合いながら元気いっぱい。(稲葉神社)
ドッジボールで楽しむグループ
ドッジボール3
「はい,投げていいよ。思いっきりね!」
1年生にボールを譲る上級生。優しさに心温まる瞬間です。(袋津公園)
きれいにして帰ろうね
活動後は,ゴミ拾い。「使う前よりきれいに・来た時よりも美しく」。自分たちでで準備した袋にゴミを入れていきます。(諏訪神社)
ゴミ見つけたよ!
集めたゴミは,班長のもとへ。
「班長,見つけたよ! はい,これ!」
「燃えるゴミはここに入れてね。」
とってもきれいになりました。(砂岡公園)
玄関前に集められたゴミ
無事学校到着!「東っ子にこにこファミリー隊」の子供たちがゴミを仕分けし,手際よく処理します。
エンディング6年生より
その頃,各活動教室ではエンディングセレモニーが行われていました。
6年生一人一人が感想やお礼等を語りました。
6年生からのメッセージ
一人一人の話を目と耳と心で聴こうとする下級生。自然と拍手も湧き起こりました。

「6年生が班をまとめ,下級生の面倒を見る。」 6年生のリーダーシップが発揮される児童会行事です。
 しかし,裏を返せば,実は下級生の世話をしているようで,下級生に育てられていると言い換えることができます。

「どう話すとうまく伝わるかなあ。」「どう接すると喜んでもらえるかなあ。」「よかった!楽しそうに笑ってくれた。」etc.

間違いなくこの活動を通して6年生の「心」が育ちます。その「心」を熟成させるのが,それぞれの班の担当教師であり,班の下級生でもあると言えるわけです。
高学年担任として,「ああ,6年生を育ててもらっているなあ。ありがたいことだなあ。」と感じる瞬間でもあります。

次回は東っ子グループごとにブース(出店)を開く「大空際」。11月から始まるこの活動,今回のピクニックでのかかわりをいかし,よりよい活動へと発展していくに違いありません。