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新潟市立亀田東小学校 平成22年度6年生

総合的な学習の時間「わくわくワーク生き方検索エンジン」:その3『ようこそ 先輩!1』

ウェルカムボード
 「6年生の頃はどんな子供でしたか。」「どんな夢を持っていましたか。」「この仕事をしていて一番うれしい時はどんな時ですか。」etc.
 一番身近な大人である家族に,修学旅行先で出会った方々に,上記のインタビューを行いった子供たち。修学旅行先や夏休み中にも同様の活動を行い,大切なキーワードを蓄積してきました。
 おぼろげながら自分の将来へのビジョンを持ち始めた子供たち。
 今度は各界で活躍されている方々を招いてのインタビュー活動。
 第一弾は,新潟アルビレックスBBに所属されているお二方をお招きし,多くの子供たちに夢と感動を与えるプロスポーツという職業について学びました。

(文責;6年 総合担当 土田・鷲尾)

PART.1プロスポーツの世界に学ぶ『新潟アルビレックスBB 平岡コーチ・池田選手』(2010.9.21)

講師 新潟アルビレックスBB アシスタントコーチ;平岡富士貴 様  FW No.32;池田雄一 様

講師入場
チアスティックをたたく音が鳴り響く中,講師の二人が入場。子供たちが作った花道,「すごい!大きい!」といった声が聞こえました。
自己紹介
たがいにあいさつを交わし,ゲスト自ら自己紹介。子供たちの熱い目が二人にそそがれます。
ミドルシュート
「こんなところから入るわけがない!」
子供たちの予想をはるかに超える距離から,ミドルシュートがパサッと決まります。
華麗なドリブル
まるでボールが手のひらに吸いついていくようなドリブル。
プロのシュート
普段プレイしているBJリーグとは,全く高さが違って,選手たちにしてみればとっても低いバスケット。また,子供たちでは届くのがやっとという距離から,どんどんミドルを決めていきます。
チアスティックで応援
シュートが決まるたびにチアスティックが鳴り響きます。
豪快なダンク
華麗なダンクシュートも披露していただきました。
体幹を鍛えるエクササイズ
ミニゲームの後は,平岡コーチの指導のもと,体の体幹を鍛えるトレーニングを行いました。
「腹筋がピクピクするー。」
懸命に子供たちは耐えます。
6年担任も一緒に
6年生担任も一緒にエクササイズ。
「も・もうだめー。」
あちらこちらからそんな声が聞こえます。
インタビューを受ける二人
後半はインタビュータイム。この世界を志したきっかけから,夢・目標にいたるまで語っていただきました。
大切なことはメモ
一生懸命メモする子供。会話の中から大切なポイントだけを書き留めます。
目と耳と心で
それでも基本は「目と耳と心」で話を聴くこと。頷きながら聴く姿も見られました。
質問に答える二人
Q「この世界に入ったきっかけは?」という問いに対し,対照的な答えが返ってきました。
平岡コーチ
「中学,高校,大学と,それぞれで日本一を経験し,勝つ喜び,楽しさを味わいました。勝つことを繰り返すうちにそれが自信となり『これはもうプロでやるしかない!』と思うようになりました。」
池田選手
「大学日本一を決めた試合で,自分はけがのためコートに立てませんでした。『バスケ人生に悔いが残る。このままでは終われない!』そんな思いがプロの世界に導きました。」。
プロを志すか否か。その決断は大変難しいもの。
しかし,その決断を後押しするものは,意外にも栄光と挫折という対極にあった二人。
いずれにせよ,バスケットへの強い思いがあったからこそなのだということを学ぶことができました。
記念写真
Q.「大変な点,逆に嬉しさややりがいは?」
「大変なのはデータの分析。10月から3月までのシーズン中は,睡眠時間が2,3時間なんてのは当たり前。それだけに,自分のフォローで選手たちが成長したり,試合で結果を出したりすることが最大の喜びです。」と平岡コーチ。
「プロの世界はシビア。自分のポジションが確約されているわけではないから1年1年が勝負。全試合フル出場できるよう準備を怠りません。それだけにやりがいがあります。」と池田選手。
華やかなプレイのその裏には,私たちが想像している以上に過酷な世界があるのだということを知った子供たちでした。

「目標は新潟アルビレックスBBの優勝」と声をそろえるお二方。今シーズン大幅にメンバーが変わったアルビレックスBB。コーチとしてチームをサポートする平岡さん。キャプテンとしてチームを牽引していく池田さん。今シーズンこそ悲願の優勝を遂げることができるよう,私たち職員も,そして子供たちも応援しています。プレシーズン中の調整で忙しい中,夢を与えてくださってありがとうございました。