新潟市立亀田東小学校 平成25年度5年生
5年生:社会科・総合的な学習の時間「田植え・稲刈りに挑戦!」
全国に誇れる天下の美田を数多くもつ新潟県。でも、稲作経験をしている児童は少ないのが現実です。社会科では、稲作について学習を進めていきます。田植えに向けて意識を高めるため、JAの方から御協力いただき、たくさんのことを教えていただきました。
夏を過ぎ、実りの秋には稲刈りを体験しました。地域コーディネータさんや多くの保護者皆さまの御協力も頂きながら、鎌を使って稲を刈りました。
稲のほとんどは脱穀をコンバインでして頂きましたが、いくつか学校へ持ち帰り、天日干しをして自分たちで脱穀・精米にも挑戦しました。
小さかった苗がお米となり、食卓に並ぶご飯になる過程を子どもたちは1年かけて学んできました。
(文責:平成25年度第5学年担任 熊木)
5月上旬:学区にある榎並さんの田んぼをお借りして、田植え体験スタートです。
JAの朝倉さんに田植えの仕方を教えていただきました。
泥の中は足が取られます。しばらくすると上手に足を抜き差ししながら、田植えを進めていきました。
「鎌はよく切れるので、必ず軍手をして注意して刈ってください。」JAの朝倉さんが、稲の刈り方を教えてくださいました。
「気を付けて慎重に・・・」子どもたちは注意深く作業を始めました。
稲を刈る人、刈った稲を陸へあげる人というように、分担して作業が進みます。
たくさんの保護者ボランティアの方のお力を借りて、稲を束ねていただきました。
10月中旬:稲刈りしたお米で5年生PTA学年行事が行われました。
11月:稲刈りした稲の一部を学校へもってきて乾かし、自分たちで脱穀・精米体験もしました。
人力でお米を白くするにはたくさんの時間がかかることがわかりました。
自分たちで脱穀・精米したお米は調理実習で使いました。ガラス鍋を使ってご飯を炊き、米が膨らんでくる様子を観察しました。