新潟市立亀田東小学校 平成23年度6年生
第49回卒業証書授与式(2012.3.23)
大きなランドセルをかついで初めて東小の門をくぐったあの日から1212日が過ぎようとしています。保護者・教師・地域の方々,数え切れない多くの方に支えられてきた6年間。最後の日を迎える子どもたちの心に来るものは何でしょうか?様々な立場の方々の姿を通して,卒業式当日の様子そして子どもたちの成長をお伝えします。
(平成23年度情報教育担当 熊木)
当日の朝〜卒業式開始
卒業式の朝,5年生が校舎を清掃。そう,この日はいよいよ卒業式。
児童玄関前には,お世話になった先生方・地域の方々より頂いた,たくさんのお祝いメッセージが掲示されました。
6年教室をのぞいてみると、どのクラスの黒板にも担任からのメッセージが書いてありました。
お互いの胸にお花の付け合いをする卒業生。「これでよし!」
準備完了!友達と談笑しながら,卒業式の朝,担任が来るまで過ごしました。
ちょっと焦りながら何かを書いている卒業生。「最後の仕上げです!」
最後の仕上げをしていたのは,なんとお家の方へ感謝のお手紙でした。卒業式終了後,お家の方へ渡す,サプライズなんです。
「これも内緒なんですよ!」と見せてくれたのは,何だと思いますか?
なんと担任へのサプライズ!「先生の喜ぶ顔が楽しみ・・・」
いつもと違う担任の和服姿に,子どもたちは照れながらも「先生,結婚式みたい」「先生,お正月?」と楽しい会話が聞こえてきました。
「曲がっているぞ!」と胸の花を担任直してもらう卒業生。「立派な姿を見せような!」
卒業の日を迎え,最後,もう一度「卒業式への心構え」の話が学年主任斎藤よりありました。学年全体がひきしまり,「いよいよ本番だ!」という意識が子どもたちに強く迫ります。
100%の実力が発揮できるように,最後の声だしをし歌の練習をしました。
歌の指導を担当した尾形から,「いい声が出てるよ!自信を持って最後君たちの素晴らしい歌声を体育館に響かせてください!」と激励がありました。
一方体育館では在校生が最後の歌練習。「卒業生を感動させるぞ!」
卒業証書授与式
「卒業生、入場」教務主任小山のアナウンスとともに、まっすぐ前を見て、堂々と入場する卒業生。
「ステージ下には、担任が整列し、万感の思いで卒業生を迎え入れます。
真新しい制服がとてもまぶしい!みんな立派な態度です。
ともに学んだ6年間。仲間の姿を一心に見つめ続けています。
3年間この学年の子供たちを担任した尾形。一人一人を呼名する度に、たくさんの思い出がよみがえります。
学校長式辞。卒業生に贈られた俳句は、加藤楸邨の一句でした。
「しづかなる 力みちゆき 螇蚸とぶ」
PTA会長今井進さんより、お祝いの言葉をいただきました。
全校合唱卒業式の歌が始まりました。明るく元気な歌声が体育館中に響きます。
在校生、教職員、卒業生による卒業式の歌。大迫力です。
この日のために今までずっと練習してきた、卒業生の歌「心の中にきらめいて」
みんなの歌声をすくい上げるように、指揮者にあわせて歌い出します。
「最高の卒業式にしたい!」「感謝の気持ちを伝えたい!」そんな思いが伝わってくる歌声です。
ステージ上では、ピアノ伴奏者が心をこめて演奏していました。
みんなの心を一つに・・・歌い終わると大きな拍手が卒業生に降り注ぎました。
晴れやかなすがすがしい表情で退場する卒業生。大きな拍手がいつまでも続いていました。
卒業式後〜お家の方へ・担任へ感謝のサプライズ〜
卒業生退場後、卒業生のいすを5年生が6年教室へ運んでいました。「ありがとう!」5年生へ声をかける6年生の姿がありました。
6年教室へもどり、最後の学級指導の時間です。祝菓を一人一人に手渡す担任。
いつも元気なクラスもこのときばかりは、しんみり・・・
「中学校でも元気でがんばってね!」温かい声かけをして一人一人とお別れをします。
体育館では卒業記念写真撮影。その後、おうちの方へ感謝の手紙とお花を渡しました。
笑顔で写真撮影。お父さんと娘さん、とってもほほえましい光景でした。
職員室では、卒業担任から職員へあいさつがありました。無事に巣立っていった卒業生。「東小の先生たちはいつまでも君たちを応援しています!」