新潟市立亀田東小学校 平成24年度5年生
全国に誇れる天下の美田を数多くもつ新潟県。でも、稲作経験をしている児童は少ないのが現実です。社会科では、稲作について学習を進めていきます。田植えに向けて意識を高めるため、JAの方から御協力いただき、たくさんのことを教えていただきました。
(文責:平成24年度第5学年担任 門倉)
5年生 田植え(2012.5.16)
〜豊かな実りを願って〜
天気にも恵まれ、5月16日(木)に5年生全員で田植えをしました。わくで植える目印を付け、みんなでどろんこになりながら田植えをしました。秋の収穫が楽しみです。
学校田は砂岡にあります。歩いて15分ほどの距離。はりきって,さあ出発!
田んぼの前に3クラスが集合。保護者ボランティアの方,教えてくださる方々,新潟日報の記者さんも来られています。「よろしくお願いします」
JA新潟みらいの朝倉さんから苗についての話を聞きました。今日植える苗は4月5日に種もみをまいたものです。15?くらいまで育っていました。
田んぼを管理してくださる塚本さんから植え方について教えてもらいました。倒れないように4〜5本ずつまとめて植えます。苗は親指と人差し指,中指の三本で持って植えると田んぼに大きな穴が開かず,しっかりと植えることができるそうです。
田んぼに足を入れると・・・ちょっと温かい感じ。足が抜けなく転びそう。バランスをとらなきゃ!
タイミングを合わせて田植え定規を転がします。「前に押すのではなく転がしていくんだよ」と塚本さん。
「わあ!田んぼに線が付いた!」田んぼにきれいな四角形の跡がくっきりと付きました。
田植え定規を転がすのは結構力が必要です。「せ〜の!」とみんなで声を掛け合う子供たち。
さあ,これから待ちに待った田植えが始まります。準備OK!みんなの笑顔がいいですね。
ひとかたまりの苗を手に張り切って田んぼに入っていきます。「どんどん植えるぞ〜」
腰を曲げて丁寧に一つ一つ苗を植えていきます。みんな真剣!
苗がなくなるとボランティアの方が新しい苗を投げてくれます。だんだん田植えに慣れてきた子供たち。どろんこになっても頑張るぞ!
隣りの用水路で泥を落としました。ちょっぴり冷たい。
用意した苗を余すことなくきれいに植え終わりました。「バランスもよく,なかなか上手だ」とお褒めの言葉もいただき,満足そうな表情の子供たちでした。