3月の大空集会(3/12)
ディズニーキャラクターをうまく活用しながら,実に多彩な活動を展開してきた平成21年度の大空児童会。
3月の大空集会は,13委員会の引き継ぎ式。6年生から5年生へとバトンならぬ「委員会ファイル」が手渡されます。
意気揚々と前を見つめる新リーダー5年生。その瞳はキラキラ輝いていました。
(平成21年度情報教育担当 鷲尾)
*ディズニー及びディズニー各キャラクターの著作権・商標は「The Walt Disney Company」にあります。本校では,児童会のキャラクターとして使用させていただく依頼文書を英文で作成,アメリカはカリフォルニア州バーバンクにある本社に申請を行っております。
この日の大空集会は,新総務委員会の初仕事。これから始まる1年間の活動で,学校をよりよくしたい,自分を高めたいというめあても交え,はじめの言葉を語りました。
今回の大空集会は,思いを託す6年生と引き継ぐ1〜5年生とが対面する形で行われました。各委員会ごとに立ち,1年間の活動を総括,次年度はここをという点を声を揃えて叫び,後輩たちにあとを託しました。
ちなみに国際委員会は「外国語あいさつ週間」を総括。全校の700人以上が外国語であいさつを返してくれたことに感謝の意を表しました。
ハッピーファイン委員会は,大空集会で行った虫歯予防の劇のことに触れました。にこやかに1〜5年生を順に見渡しながら語る委員長。相手を意識した話し方がこの1年かけて身についたようですね。
今年度4月の大空集会に独奏をしながら決意を語ったドレミファエンタ委員長。締めくくりのこの日もまた独奏からの語りでした。
委員長をはじめとする6年生の思いを真剣な表情で受け止める1〜5年生の子供たち。体育館には張り詰めた空気が立ち込めます。
一切マイクを使わない委員長。1年生もこの集会の意味が分かっているようで,一切言葉を発しません。食い入るように6年生を見つめます。
前委員会からのメッセージ終了後,6年生全員が起立。次年度以降もよりよい活動を継続して行っていくよう呼びかけました。
ついにその瞬間が訪れます。6年生各委員長が手にしているのは,歴代の委員長名が刻まれた伝統のファイル。
ステージ上の現委員長からフロア上にいる新委員長へファイルが手渡されました。二言,三言何かメッセージを贈りながら手渡す委員長。大きく頷きながら受け取る5年生。新大空児童会の誕生です。
13名の新リーダーを代表して,6年生にこれまでの感謝の思いを伝えるとともに,次年度の決意を語りました。
ちなみに彼は生活環境委員長。学年を超えてあいさつする学校をつくっていくことをその公約にあげました。
ステージ下で真っすぐ前を見つめる新委員長。思いはきっと同じだったに違いありません。やる気に満ちた表情は,頼もしく思えました。
新総務委員会児童による終わりの言葉。今年度の大空集会が全て終わったことを宣言するとともに,4月からさらにパワーアップした会を開くことを約束しました。
全校児童が教室へ戻る中,花道をつくるのは新委員長&新総務委員会。
引き上げた他学年。残った委員長たちはファイルを食い入るように見ていました。
ファイルとは別にメッセージが添えられていました。それは6年生委員長から新委員長へのメッセージ。(写真はその一部)
委員長個人を励ますもの。新委員会メンバー全員にあてたもの。6年生全員のメッセージが書き込まれているもの等々。その内容は様々ですが,どのメッセージも先輩の「あとは任せた。君ならできる!」という熱い思いが込められているものでした。
きっと歴代の委員長がそうしてきたのでしょう。だからそんな思いを後輩に伝え託したのでしょう。これこそが伝統。だからこそ,「本校の大空児童会はすごい!」とわたくしたち職員も胸を張って言えるわけなのです。