新潟市立亀田東小学校 平成21年度大空児童会
6年生を送る会【六送会】(2010.2.26)
とどけよう! おめでとうとありがとう すてきなミッキー&ミニー 6年生♪
保護者の皆様は,六送会と聞くと,御自身の経験から,学年ごとのステージ発表というイメージがわくかもしれません。
本校は東っ子グループ(縦割り班)ごとにかたまって体育館に集合・整列するため,六送会の活動も学年が主体ではなく,縦割り班が主となります。
もちろん,1〜5年生全ての子供たちの思いが結集することに変わりありません。どんな形で6年生に「ありがとう」と「おめでとう」を届けるのか,6年生は下級生にどんな形で応えるのか,その全てをお伝えするページです。
(平成21年度情報教育部 鷲尾)
2年生がかかわる華やかなオープニング
いつもは6年生が整列させていた東っ子グループ(縦割り班)。この六祝ウイークから5年生が班の旗を引き継ぎ,先頭に立ちます。
教師の指示がなくとも使用済みの旗を素早く回収する5年生。一つ一つのきびきびした動きから,しっかりと自分たちの動きをシュミレーションしてきたのがわかります。
幕の向こう側では6年生がスタンバイ。これから始まる六送会に,わくわくドキドキの6年生。
「さあ,はじまるよ。前を向こうね。」下級生に声をかける5年生。次期リーダーとしての自覚が芽生えてきました。
「さあ,みんなで東小のミッキー&ミニー,6年生を呼ぼう!せーの!」
はつらつとした司会の声に続いて叫びます。「ろくねんせーい!!」
エレクトリカルパレードのテーマ曲が流れる中,東っ子グループ(縦割り班)別に6年生が登場します。
オリジナルポーズで会場を沸かせたり,感謝の思いを叫んだりと,それぞれのグループが工夫を凝らしての入場でした。
階段を下りるとそこには花のアーチが。2年生が用意したアーチをくぐって,自分の班に向かいました。
大きな拍手,手拍子が自然と沸き起こります。さすが6年生はエンターテイナーです。
はじめの言葉を担当する2年生。全員が登場してのはじめの言葉はまるでミニ発表。
素敵な歌やミニ合奏なども入れながら,はじめの言葉を表現していました。
音楽に合わせて,傘を用いてのパフォーマンス。メッセージも描かれていました。
1〜5年生のこれまでの準備を高く評価するとともに,この1年間,リーダーとして全校を引っ張った6年生に対し,感謝の思いを述べました。
5年生6祝実行委員が企画・運営するエンターテイメント
「クイズ係のみなさん,お願いします!」
の掛け声とともに,ドラマや映画で一世を風靡した「ガリレオ」のテーマ曲が流れ,白衣(給食着)を身にまとった面々が登壇しました。
ディズニーや6年生に関する○×クイズを出題するミニ教授たち。それにしても,なぜガリレオなのか…。「実に興味深い…。」
「プーさんと同じ誕生日の6年生がいる,○か×か。」
難問・珍問に班で相談しながら楽しく参加する子供たちでした。
「まるだと思うけど,どっちあかなあ。」
手をつないで回答が発表される瞬間を待ちます。
「いや,バツだよ。うん,絶対!」
一方こちらは,座ってその瞬間を待ちます。
クイズに続いては,班ごとにゲームを行いました。ボールをグルグル回しながら,しりとりを行います。
スリル満点のこのゲーム。爆弾に見立てたボールを,音楽が止まった時に持っている人が大当たり!
とっても楽しそうな素敵な笑顔が,いたるところではじけます。
「東っ子ピクニックに連れて行ってくれてありがとう!」
大当たりの子供は,円の中心に立ち,6年生への感謝の思いを伝えました。
下級生に頼られっぱなしの6年生。きちんと面倒を見てくれてありがとう。
3年生がリードする全校ダンス
今度は,3年生の出番です。全校でダンスを踊り,楽しみます。「ミュージック・スタート!」
お立ち台やステージ上,ステージ前で踊る3年生。笑顔いっぱいに全校をリードしていました。
途中,縦割り班ごとに円を作って6年生とハイタッチする場面もありました。6年生の大きな手にタッチするのはとても嬉しそう。
円の中で待ち受ける6年生もまた,笑顔にあふれていて,とても嬉しそうでした。
ギャラリーにも3年生の姿が。ダンス講習会を開いたり,プロモーションビデオを作成し全校に放送したりし,全校にその振り付けを広めていきました。
最後は班で円になって手をつなぎ決めポーズ。どの班もきれいな輪ができていて,たくさんの笑顔がはじけました。
「次はいよいよ6年生だよ。楽しみだね。」プログラムを見ながら,ヒソヒソ。
みんなありがとう 〜6年生オンステージ〜
東っ子活動の1年を寸劇で再現するところからスタート。写真は,2月10日に行われた「お別れ会」の様子。
続いてポッキーのCMソングが流れ出しダンサーズ(!?)が登場,全校に「私たちと一緒に楽しく踊ろう!」とアピールします。ためらいながらも,見よう見真似で手足を動かす1〜5年生でした。
と,そこに,ステージ逆サイドからちょっと違う毛色のダンサーズが登場,パターンが違う振り付けをアピール,全校を真っ二つに分けたダンスバトル(!?)がスタートしました。勝敗はつきませんでしたが(^^)
ダンスで全校を沸かせた後は,いよいよフィナーレ。しっとりと,感動的に。
13委員会が次々に登場し,全校に自分たちの思い,願いをアピールしました。
1年間それぞれの委員会活動を誠実に行い,学校をよりよくするための活動を行ってきたという裏付けがあるからこそ,胸を張って自分たちをアピールすることができるわけです。
「東小をさらによくしてね。頼んだよ!」
託された1〜5年生。特に次期リーダー5年生は,オーラを放つ6年生の姿を憧れの思いをもって見つめていました。
1年生&4年生がマネージメントし,班のメンバー全員で作り上げたプレゼント
全校で心ひとつに「すてきな友達」を歌いました。5年生は低音パートを担当,明るく,さわやかに歌いあげました。
そして,1年生からプレゼントの贈呈。「ありがとう」等,必ず一言添えて手渡していました。
「みんな,ありがとう!うれしいよ!!」
受け取る6年生もしっかり受け答え。
東っ子グループ一人一人からのメッセージ,そして,1年生が描いた似顔絵添えられているプレゼント。
下級生から話しかけられていることをしばし忘れ,メッセージを読みふける6年生。優しさに満ちた表情が印象的でした。
エンディング 〜ありがとう6年生,次は私たちが引っ張ります〜
おわりの言葉は,2年生。大きな声で,会の楽しさ,6年生の発表の素晴らしさを伝えていました。
ステージ上では鍵盤ハーモニカやカウベル等のミニ音楽隊が待機。ディズニーミュージックで盛り上げます。
アーチをくぐり6年生が退場。下級生とタッチしたり,手を振ったり…。和やかな雰囲気のまま無事閉会しました。
退場後,6祝実行委員長が登場,1〜4年生への感謝の思いを伝えました。それぞれの学年に向けてていねいにお礼を述べた実行委員長,1〜5年生みんなで達成感を味わった瞬間でした。
六送会は大成功,その後…
校長は5年生に,自分たちの動きを自己評価するよう求めました。そして,「成功の秘訣」を伝授するとともに,次週に迫った「委員会プレゼン」にも期待を寄せました。
教頭も自身がこれまで見てきた六送会の中で最高だったと評価,子供たちの活躍を高く評価しました。
給食タイム。6年生の代表が5年生各教室にお礼のあいさつを述べに訪れました。
こうした細かい気配り,優しさを肌身で感じ,次のリーダーが少しずつ成長していくわけですね。