記念演奏 「いばらき 心のハーモニー」

60周年記念大会にあたり、茨城県の教育の取り組みの一端を、映像とともに、音楽、伝統文化を通して紹介されました。子供たちの演奏は、大変素晴らしく、会場の参加者の心に大きな感動がを呼びました。

水戸市立笠原小学校 金管バンド部

コルネットを中心に本格的なブリティッシュスタイルのブラスバンド編成です。5・6年12名による金管アンサンブルで、テレプシコーレ舞曲集(M・プレトリウス作曲・佐藤正人編曲)を素晴らしい音色を響かせて演奏されました。

記念演奏1

磯節道場

「磯節を大切にする心は、ふるさとの自然を守る心だ」をスローガンに掲げ、これからの100年を考え、伝承のための後継者育成をめざし地元の子供たちを中心に昭和50年6月にスタートした。民謡や郷土芸能によるふるさとづくりを目的に、演奏活動やチャリティ活動を行っています。演奏は、小・中学生を中心に25名による「鰯網大漁祝歌」「常磐炭坑節」「磯節(合唱)」です。素晴らしい歌と踊りが披露されました。

磯節道場記念演奏4

牛久市立牛久第一中学校 混声合唱団

生徒40名により、郷土の詩人である野口雨情作詞、本居長世作曲の童謡から、「青い目の人形」「十五夜お月さん」「赤い靴」の合唱が会場に美しく響きました。

記念演奏5

記念講演 「世界での成功」

オペラ歌手 中丸 三千繪 先生

[プロフィール]

1986年、小澤征爾指揮、新日本フィルのR.シュトラウス『エレクトラ』のタイトルロールでデビュー。1988年、第3回「ルチアーノ・パヴァロッティ・コンクール」に優勝し、『ラ・ボエーム』のミミ役でヨーロッパデビュー。同年第4回「マリア・カニリア・コンクール」優勝。ミラノ・スカラ座と出演契約を結ぶ。翌年ドニゼッティ『愛の妙薬』でパヴァロッティと共演し、アメリカデビュー。1990年第4回「マリア・カラス 国際声楽コンクール」(RAI主催)に優勝し、一躍欧米各国より出演依頼が殺到する。  日本国内においてもリサイタル、オペラ、海外オーケストラ来日公演のソリストとして出演するほか、チャリティーコンサートなど社会活動においても高く評価されている。2006年、イタリア文化への貢献が評価され、「イタリア連帯の星勲章」コメンダトーレ章(Commendatore dell’Ordine della Stella della Silidareita Itaria)がイタリア大統領より授与された。現在、桐朋学園大学特任教授、梅光学院客員教授として後進の指導にも当たっている。  茨城県出身で、いばらき大使を務める。

〈会場の参加者からの声〉

○すばらしい生き方にふれました。子どもたちにも伝えたいです。 ○明日への活力と元気をもらいました。 ○力強い女性の生き方に充実したひと時でした。 ○勉強し続けること、すごいチャレンジに教えられました。 ○簡単にあきらめない人生の話は、学校経営者として参考になりました。