校長室から
5月20日(月)授業への取り組み方
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「きく」という漢字を思い浮けべてみると、「聞く」や「聴く」という漢字があります。さらに「訊く」という漢字もあります。
「聞く」という文字は、耳に入ってくる声や音をただ何となく聞いている状態を表しています。
中学生ならば、「聴く」でなくてはいけません。
この「聴く」は、「聞く」と比べると耳が大きくなっています。「心」も入っていますし、横向きですが「目」も入っています。「聴いている」状態は、耳だけでなく、心も目も使っていることになります。人の話を聴くときには目を使うので、発言している人の方を見ます。発言している人を見ていない人は、単に聞いているだけではないでしょうか。
さらに「訊く」についてです。「言」という漢字が入っています。この「訊く」は「尋ねる」という意味でも使います。人の話を深く訊いている人は、「私はそのことについてこう考えます」といった、人の考えを受けて思わず言いたくなったり、尋ねたくなったりする状態です。
「聞く」ときの目は「トロン」としています。
「聴く」ときの目は「キラキラ」しています。
「訊く」ときの目は「ギラギラ」しています。
「トロン」ではなく、「きらきら」を、そして「ギラギラ」を目指して、授業を受けてみてください。
4月5日(金)入学式
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式辞の中で、お話しした内容を掲載します。
・1つめ、「夢への挑戦」です。
成功の反対の言葉は「挑戦しないこと」です。
みなさん一人ひとりのよさと可能性は無限です。しかも、そのチャンスは平等です。
できるかできないかと思うのではなく、やるかやらないかではないしょうか。
ぜひ、中学校の生活において、前向きな言葉を口にして、なりたい自分を目指して挑戦してみてください。
たくさんの失敗の上に成功を手にすることができるのだと思います。
未来の自分は、自分が発する言葉でつくられるということを覚えておいてください。
・2つめは、「認め合う、励ましあう」ということです。
これからの時代は、予測困難な時代といわれています。そんなの時代を生き抜くのには、困難に負けない力、折れない心と回復力が必要です。
その力を育むには人との「関わり」が何より大切です。
人との関わりを大切にするということは、それは、一人として仲間外れの人が出ないクラスを作ることと言い換えることができると思います。
人にはそれぞれ持ち味があり、自分と違いはあるけれど、友だちにも同様によさがあり、それぞれが素晴らしいものです。ですから、互いに相手を尊重し、互いの良さを認め合い、励まし合える学級、学年、学校を作っていきましょう。
・生徒が通いたくなる学校
・保護者の皆様に信頼される学校
・地域の皆様に愛される学校づくりをめざし、
お子様が充実した学校生活になるよう努力していきます。
4月5日(金)始業式
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「1年目には種をまき、2年目には水をやり、3年目には花を咲かせましょう」
(プロ野球のヤクルト、阪神、楽天の監督を務めた野村克也の言葉)
花を咲かせるためには、まずは種をまく、次に水をやるといった過程が必要であり、時間がかかるということです。
しばらくして芽が出たとしても、ほうっておいてしまうと、すぐに枯れてしまいます。そうならないように、水をやり、時には肥料を与え、大切にします。そのうち、成長し、太陽の日差しを受けようと葉を大きくし、根をしっかり張って嵐にも耐えようとします。そしてやがて、花が咲くようになります。
この話をみなさんにとって、「夢」と置き換えて考えてみたいと思います。
その夢の種を大地に撒き、育てるには、どんな方法があるか、どうやって行動に移していきますか。
あなた自身が手をかけ、そして時間をかけなければ、夢が育っていくことはないでしょう。花が咲くまでの間は、それがあなたの夢なのかどうか人は気づいてくれることがないかもしれません。
学校は、「未来を創造するところ、夢を描くところ」です。それぞれの学年によって、または人によって違いはありますが、夢の種をみつける場所、夢の種を植える場所がこの北方中学校です。
夢という花が咲くには、3年いや十何年、何十年も先かもしれません。長い年月がかかるかもしれませんが、あなたの夢を大切にしてほしいと思います。
あなたが今まく種は、やがてあなたの未来となって現れます。
明日4月5日(金)入学式・始業式
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入学式の準備をすることで、
自分自身が進級への新たな気持ちを持つことができたと思います。
準備ありがとうございます。
新入生のみなさん、明日北方中学校で待ってます。
新2・3年生のみなさん、明日は新しい自分への1歩目です。
よい1日にしましょう。