校長室から

9月2日(月)2学期のはじまりにあたって

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2学期の始業式で北方中生に話した内容の一部を掲載します。
1学期の終業式と出校日に、パリオリンピックに出場した選手や大会にかかわった人たちについて、「その人の生き方」に触れてみてくださいと話しました。みなさんはまだ十代で、変わろうという気持ちを失わず、人として成長してほしいと伝えました。
オリンピック後の選手が残したエピソードをここに紹介します。
・スケートボードの開 心那(ひらき ここな)選手です。得点ではなく自分が「かっこいい」と思う技をやりきり、女子パークで2大会連続の銀メダル。
「メダルを取るっていうより、自分のやりたいランをみんなに見せたいっていう気持ちだった。本当に悔いのない大会」
・フェンシングの江村 美咲(えむら みさき)選手です。女子サーブル個人は3回戦敗退ながら、団体で銅メダルを獲得。
「みんなが自分を信じてバトンを託してくれた。1人だったら、前に出られたか分からない」
・柔道の阿部 詩(あべ うた)選手です。女子52キロ級でメダルを逃した後、6日後の混合団体で勝利を挙げて。
「ここで一歩下がってしまうと今後の柔道人生につながらないと思った。踏み出した一歩は、必ず何かにつながると信じている」
それぞれの選手の言葉には、「その人となり」いわゆる「人柄」が現れています。「目標を達成した喜び」、「仲間と共有できた夢」、「敗戦から得た気づき」がこれらの言葉には詰まっていると感じています。自分が話す言葉や伝える言葉は、自分が経験してきたこと、さらには努力してきたことが現れると思います。
2学期の始まりにおいて今学期に心がけてほしいこと、目標としてほしいことを2点話します。
一つ目は、「主体性と行動力を発揮してほしい」ということです。10月10日に「体育祭」、11月7日に「歌声コンクール」が行われます。生徒会や先生方で企画してくれていますが、どの行事も他人事にせず、自分たち事として、自分の活躍を見せ、表現し、仲間と共に北方中学校を盛り上げようという思いで臨んでください。そうすることで北方中学校のことをもっと好きになってほしいと思います。そして、コロナ禍が明けてコロナの逆境をも打ち消すほどの学校行事となるよう、学級や群団で結束し、すばらしい表現活動に努めてください。
二つ目は、「計画性をもって地道な努力を積み重ねてほしい」ということです。3年生にとって、夢の実現に向けた「扉」を開く時が少しずつ近づいています。どの「扉」を選ぶかは人それぞれですが、共通するのは、「自分で選ぶこと」、「自力で近づくこと」です。そして、「自分の手で開く」ということです。どんな世界なのかは未知です。しかし、「その扉を開くための努力を仲間たちと励まし合いながら一緒にできる」、これが学校のすばらしさです。
「努力したとしても報われるとは限らない。しかし、努力しなければ報われることはない。この言葉に励まされ、僕はここに立つことができました。」この言葉は、夏の甲子園の開会式での選手宣誓の一部です。努力の積み重ねのためには、まず「自分に嘘をつかず、地道な努力を積み重ねる」ことです。
1年の中で最も忙しい、でも充実感のある2学期が始まります。ぼんやり過ごしていてはもったいないことになります。学校行事や受験、その他様々なことに、意志をもって「真正面」から向き合って取り組んでください。

8月9日(金)一宮市東浅井給食センターの見学

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本日の午後に、一宮市東浅井給食センターの見学会がありました。
充実した設備機器で、食品の安全が確保されていることがわかりました。
北方中学校は、9月から東浅井給食センターで作られた給食になります。
安心・安全でおいしい給食が楽しみです。

7月19日(金)1学期終業式 充実した夏休みを過ごしてください

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気温が高く、生徒のみなさんの体調が心配されるため、オンラインで終業式を行いました。以下は、式辞としてお話した内容です。

夏休みは学校から離れ、自分自身で生活を管理することになりますので、自分の意思をしっかりともち、やるべきことを確実に進めていってほしいと思います。
一学期の始業式で、野村克也さんという方の言葉を紹介しました。その言葉は、「1年目には種をまき、2年目には水をやり、3年目には花を咲かせましょう」です。
この言葉を「夢」に置き換えてみるという話をしました。夢の種を大地に撒き、あなた自身が手をかけて努力してほしいこと、そして花が咲くまでの間は、それがあなたの夢なのかどうか人は気づいてくれることがないかもしれないし、花が咲くのは、3年いや十何年、何十年も先さらには、長い年月がかかるかもしれない。でも、あなたの夢を大切にしてほしいというお話でした。
そんな夢をもって挑み続ける人たちの姿が、今年の夏に見ることができる行事があります。それは、パリオリンピック、パラリンピックです。日本のみならず、世界各地にいる出場がかなった選手たちの夢の舞台を目の当たりにすることができます。
ぜひ、みなさんもこの機会に7月26日から8月11日まで行われる「パリオリンピック」、8月28日から9月8日の「パラリンピック」にかかわっている人たちの夢について、さらには生き方について知って、自らの人生においてヒントを得てみてはどうでしょうか。
記録更新やメダルを獲得した選手はもちろんのこと、その周りで支えるスタッフの方のエピソードがあったら是非注目してみてください。
それらの人たちの生き方に触れることは、自分の生き方を振り返る機会でもあります。しかもみなさんは、まだ10代です。変わろうという気持ちを失ってしまったとき、人は成長から遠ざかってしまいます。この夏休みであっても自らの夢にむかって自らを高めていってほしいと思います。
また、夏休み中も大切にしてほしいことがあります。それは、「命を大切にする」です。みなさんの命は、いつも多くの人たちによって守られています。交通事故・水の事故など、事故を起こさない、遭わないことです。「自分の命は自分で守る」ことを常に意識してください。また、自分の命と同様に友だちの命も大切にしてください。いじめや嫌がらせ、からかいなど、どんな理由があっても絶対に許されないことです。自分一人で抱え込まず保護者の方や先生に相談してください。
命は大切で、かけがえのないものです。失ってしまったら取り返しがつかないものです。そして、「いじめ」はどんな理由があれ、絶対に許されません。
2学期の最初に登校するのは、9月2日の月曜日です。北方中生全員が元気に登校してきてくれることを願っています。

5月20日(月)授業への取り組み方

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先週に中間テストが終わったところです。テストを受けてみてこれまでの自分自身の授業の受け方はどうだったか振り返ってほしいと思います。
「きく」という漢字を思い浮けべてみると、「聞く」や「聴く」という漢字があります。さらに「訊く」という漢字もあります。
「聞く」という文字は、耳に入ってくる声や音をただ何となく聞いている状態を表しています。
中学生ならば、「聴く」でなくてはいけません。
この「聴く」は、「聞く」と比べると耳が大きくなっています。「心」も入っていますし、横向きですが「目」も入っています。「聴いている」状態は、耳だけでなく、心も目も使っていることになります。人の話を聴くときには目を使うので、発言している人の方を見ます。発言している人を見ていない人は、単に聞いているだけではないでしょうか。
さらに「訊く」についてです。「言」という漢字が入っています。この「訊く」は「尋ねる」という意味でも使います。人の話を深く訊いている人は、「私はそのことについてこう考えます」といった、人の考えを受けて思わず言いたくなったり、尋ねたくなったりする状態です。
「聞く」ときの目は「トロン」としています。
「聴く」ときの目は「キラキラ」しています。
「訊く」ときの目は「ギラギラ」しています。
「トロン」ではなく、「きらきら」を、そして「ギラギラ」を目指して、授業を受けてみてください。

4月5日(金)入学式

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入学おめでとうございます。中学校生活でお子様が健やかに成長できますよう職員一同全力で取り組みます。どうぞよろしくお願いいたします。

式辞の中で、お話しした内容を掲載します。
・1つめ、「夢への挑戦」です。
 成功の反対の言葉は「挑戦しないこと」です。
 みなさん一人ひとりのよさと可能性は無限です。しかも、そのチャンスは平等です。
 できるかできないかと思うのではなく、やるかやらないかではないしょうか。
 ぜひ、中学校の生活において、前向きな言葉を口にして、なりたい自分を目指して挑戦してみてください。
 たくさんの失敗の上に成功を手にすることができるのだと思います。
 未来の自分は、自分が発する言葉でつくられるということを覚えておいてください。

・2つめは、「認め合う、励ましあう」ということです。
 これからの時代は、予測困難な時代といわれています。そんなの時代を生き抜くのには、困難に負けない力、折れない心と回復力が必要です。
 その力を育むには人との「関わり」が何より大切です。
 人との関わりを大切にするということは、それは、一人として仲間外れの人が出ないクラスを作ることと言い換えることができると思います。
 人にはそれぞれ持ち味があり、自分と違いはあるけれど、友だちにも同様によさがあり、それぞれが素晴らしいものです。ですから、互いに相手を尊重し、互いの良さを認め合い、励まし合える学級、学年、学校を作っていきましょう。


・生徒が通いたくなる学校
・保護者の皆様に信頼される学校
・地域の皆様に愛される学校づくりをめざし、
お子様が充実した学校生活になるよう努力していきます。

4月5日(金)始業式

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始業式でお話しした内容です。

「1年目には種をまき、2年目には水をやり、3年目には花を咲かせましょう」
(プロ野球のヤクルト、阪神、楽天の監督を務めた野村克也の言葉)

 花を咲かせるためには、まずは種をまく、次に水をやるといった過程が必要であり、時間がかかるということです。
 しばらくして芽が出たとしても、ほうっておいてしまうと、すぐに枯れてしまいます。そうならないように、水をやり、時には肥料を与え、大切にします。そのうち、成長し、太陽の日差しを受けようと葉を大きくし、根をしっかり張って嵐にも耐えようとします。そしてやがて、花が咲くようになります。
 この話をみなさんにとって、「夢」と置き換えて考えてみたいと思います。
 その夢の種を大地に撒き、育てるには、どんな方法があるか、どうやって行動に移していきますか。
 あなた自身が手をかけ、そして時間をかけなければ、夢が育っていくことはないでしょう。花が咲くまでの間は、それがあなたの夢なのかどうか人は気づいてくれることがないかもしれません。
 学校は、「未来を創造するところ、夢を描くところ」です。それぞれの学年によって、または人によって違いはありますが、夢の種をみつける場所、夢の種を植える場所がこの北方中学校です。
 夢という花が咲くには、3年いや十何年、何十年も先かもしれません。長い年月がかかるかもしれませんが、あなたの夢を大切にしてほしいと思います。
 あなたが今まく種は、やがてあなたの未来となって現れます。 

明日4月5日(金)入学式・始業式

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本日4月4日(木)に新2・3年生が明日の準備をしました。
入学式の準備をすることで、
自分自身が進級への新たな気持ちを持つことができたと思います。
準備ありがとうございます。

新入生のみなさん、明日北方中学校で待ってます。
新2・3年生のみなさん、明日は新しい自分への1歩目です。
よい1日にしましょう。