【第16回】おやじの会主催の夜の学校探検とキャンプファイヤー
夏休みも残すところ10日ばかりとなった8月21日、五反野おやじの会の主催で「学校探検・ナイトオリエンテーリング」が開催されました。今回のテーマは「昭和」。夜の五反野小学校の校舎と校庭を舞台に、学校探検などの楽しいイベントと、手づくりの縁日、そしてキャンプファイヤーが行われました。当日は300名近い児童が参加し、いつもと違う学校にわくわくしながら、五反野の夏の夜を楽しんでいました。 |
▲スタンプカード |
五反野おやじの会会長の小林さんにお話をうかがいました
Q.五反野おやじの会の設立の経緯などを教えていただけますか。 A.なかなかお父さん方は、仕事の関係で時間が合わないなど、学校行事に参加することが少なく、子どもと接する機会も多くありませんでした。そんな「おやじ」たちに、子どもとのふれあいの機会を設けようと企画されたのが「おやじの会」です。おやじの会を通して、他の家庭の子どもとも自分の子どもと同じようにかかわりを持つようになり、時には真剣に叱ることもあります。街の中でおやじたちが、しっかり目を光らせているわけです。 |
おやじの会会長 小林さん |
A.おやじの会は6年目を迎えますが、子どもとおやじが互いに顔を合わす機会づくりとして夏のイベントを企画し、こちらも第6回となります。毎年、夜の学校を開放したナイトオリエンテーリングを開催し、スタンプラリー形式で、お化け屋敷やゲーム、迷路などの楽しい出し物やおやじが伝えたい遊びなどを紹介しています。6回目となりましたので、受付の方法や子どもを入場させる間隔など、いろいろなノウハウがたまって、よりスムースに運営ができるようになりました。
Q.冬のイベントもあるのですね。また、普段の活動なども教えてください。
A.夏のイベントが大変好評だったので、冬にもイベントを行うことになり、餅つきを中心にした「もちリンピック」を毎年開催しています。また、普段は月に1回くらい定例会を開いて、イベントの企画や、地域や学校のイベントのお手伝いなどをしています。長く続けるためにも、無理をしない範囲で参加するようになっています。いざイベントとなるとたくさんの「おやじ」が集まって活動するのですが、実にいろいろなプロフェッショナルがいて、さまざまな分野で活躍しています。
Q.活動を通して、どんなことが変わってきましたか。
A.いつも知っているお父さんたちと顔を合わせるので、子どもたちも近所では悪さができなくなったのではないでしょうか(笑)。おやじたちも、子どもたちもお互いにいろいろな人の顔を覚え、街で会ったときのあいさつも、しっかりできるようになってきました。
どうもありがとうございました。
(編集部 小西)
(2004年8月30日)