愛される学校づくり研究会

★ベテランの先生方によるリレー方式のコラムです。校長、教頭、教務主任、校務主任などを経験された先生方に学校経営上のちょっとしたアイデアを紹介していただきます。今回は…

【第11回】長谷川濃里 先生

《知恵22》 家庭訪問する前にはリハーサルをして、2人で訪問する

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問題が起きたときや、説明が必要な家庭訪問は、訪問の主たる教師に学校でリハーサルをさせる。それを同行する学年主任、副主任、生徒指導担当、教務・校務主任等が聞き、一緒に家庭訪問する。リハーサルをさせることで、訪問の主旨を明確にさせることができるうえ、同行する教師がリハーサルを見ることで、フォローの準備ができる。
 

《知恵23》 出張(研修)あとは、定型化したA4用紙1枚で全職員への報告をする

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出張(研修)の内容を伝達する機会は、なかなか設けられない。しかし放っておけば、研修内容は参加者だけしか分からない。そこで、内容をいつも下のような定型化したA4用紙1枚にまとめ、打ち合わせ時に簡単に報告する。

1.[月日]、[曜日]、[出張名]、[会場]、[参加者氏名]
2.※内容を大きく3つまでにまとめる
  (1)[               ]
  (2)[               ]
  (3)[               ]
3.[感想]

配付した報告用紙は読み捨てにして、1部ずつ綴っておき、共有のロッカーに保管する。

(2008年7月21日)

知恵袋

●長谷川 濃里
(はせがわ・あつさと)

日本一の小学校教師を目指して愛知県教員採用試験を受けるが、昭和57年に配属された先は中学校。以来中学校数学教師一筋24年。平成18年より一宮市教育委員会指導主事。目からウロコの官制研修をモットーに、「初任者・教職2年目・3年目研修」「若い教師のための元気が出るステップアップ講座」などで、夢を追って自ら学び続ける教師の育成に、日々悪戦苦闘している。