昭和24年(1949年)度

全連小発足  昭和24年10月28日
全国37都道府県 12,952名が参画結成
初代会長 佐口 安治 就任

全連小の主な活動

5. 第3回全国都市小学校長会議・横浜大会を開催
全国連合小学校長会の結成を決議、会則を審議委員に付託
結成事務は東京都小学校長会に委託、事務取扱者に佐口を選出
9.16〜17 全連小結成準備会を開催(東京 黒門小)
19都府県の代議員参加、結成準備会長に佐口安治を選出  
10.18 全連小結成趣旨説明と後援依頼(文相官邸 賛助する15企業会社に)
 このころ 全連小組織結成について,文部省・GHQの指導と事前承認を受ける
10.27 大会準備理事会を開催(東京 真砂小、結成大会運営と拝謁を協議)
10.28・29 全連小結成の第1回総会・結成大会(東京学芸大学竹早分校)
19都府県の代議員300名が参加、37都道府県参加の会則決定
6の協議題、2の談話題、「全連小発会宣言」採択、拝謁・皇居参観、稲田初中局長、M.B.スティグ東京民政部課長 祝辞    講演 「校長会組織に期待する」 CIE初等教育課長ロバート・ユーアーズ博士、29日夜 高瀬文相主催の招待会(首相官邸)に出席
10.28 第1回理事会 役員選挙、特別会計20万円の積立て開始決定(会長東京・佐口安治、副会長横浜・足立直寿、京都・安達致一郎選出)
10.29 第1回常任理事会(丸ビル 精養軒)以後の開催は省略
11.1 全連小未加入8県に「郡市単位の加入も可」と勧誘文書発送
 このころ 日本教育新聞の「校長会特報」を機関誌代わりに活用
11.24 第1回九州地区鹿児島大会(九州地区大会開始)
10.28・29 全連小結成の第1回総会・結成大会(東京学芸大学竹早分校)
2.24 第2回理事会(東京 真砂小)バッジの制定、会費30円に値上げ
3.6 衆参議長に「標準義務教育費確保の法律」制定を請願
3.31 全連小結成大会寄付金贈呈者に礼状発送(寄付収入61万円)
学籍簿を指導要録へ
レッド・パージ実施


国の主な動き

・ 4. 1 検定教科書使用開始
・ 4. 8 日教組、皇居前に父母を動員教育予算獲得人民大会開催
・ 4.23 GHQ、1ドル=360円に設定
・ 5. 7 「義務教育費国庫負担法施行令」公布
・ 6. 1 「教育刷新審議会令」、改正
「労働組合法」公布
・ 6.10 「社会教育法」公布
・ 6.11 文、「政治教育の解釈」通達
・ 7.19 CIE顧問イールズ博士「レッド・パージ」を強調
・ 9.15 シャウプ使節団、勧告を発表
・ 9.25 「学籍簿」を「児童指導要録」と改称
・10.25 文、神社仏閣団体訪問許可
・11.16 日本ユネスコ運動全国大会
・12.10 湯川秀樹「ノーベル賞」受賞
・12.15 「私立学校法」公布
・12.26 「身体障害者福祉法」公布
・ 1. 1 満年齢の呼称を実施
・ 1.20 日本育英会、特別奨学金制度開始
・ 2.13 東京都教委、「レッド・パージ」246名実施