新潟市立亀田東小学校 平成21年度5年生
修学旅行壮行会(2009.6.10)
「東の高学年」としての道を歩み始めて2ヶ月…。1年生をむかえる会,運動会等の行事,委員会活動。その場をまとめ,熱い思いをもってグイグイと引っ張る6年生に,「すごいなあ。」「ああなりたいなあ。」等,尊敬と憧れの念を抱き始めた5年生。
そんな「東の顔」=6年生が,一泊二日の修学旅行に。
「6年生がいない2日間は,僕たち,私たち5年生がリーダーとして頑張ります!」
上記の思いを込めて壮行会を開催するのが,いつの間にか根付いた本校のしきたり(!?)伝統(!?)
今もてる最大限の力を発揮して最大限のパフォーマンスを繰り広げる5年生。114人の子供たちが,「東の顔」に成長する上で欠かせない登竜門です。
(平成21年度第5学年担任 鷲尾)
PART.1 自主的に動き出した子供たち,壮行会に向けての取組
「修学旅行盛り上げ隊」という実行委員を組織,佐渡への修学旅行→トキ→トッキッキ(※1)→トッキッキダンス「ガムシャラな風になれ」(※2)とつながり,ダンスや歌で盛り上げることに。
他に寸劇やパネルなどのアイディアも出てきて,休み時間を中心に準備を進めていくことに。
昼休み,寸劇隊の準備風景。トッキッキに色を塗っています。小道具の準備をせっせと行っていました。
様々な表情の個性あふれるてるてる坊主の数々。みんないい顔してますね。
各クラスから集まったてるてる坊主を「飾り隊」の実行委員が紐に吊るしていきました。
各クラスから集まったてるてる坊主を「飾り隊」の実行委員が紐に吊るしていきました。
そして,6年生が行き来する児童玄関に飾りました。他の学年の児童も「あっ,てるてる坊主だ!」と大喜び。
一方,トッキッキダンス隊は,連日練習。顔を真っ赤にしながら大きく,笑顔でダンスする姿がありました。
体育館から「ガムシャラな風になれ」が聞こえてくる中,パネル隊は黙々と文字を書き込んでいました。
体育館から「ガムシャラな風になれ」が聞こえてくる中,パネル隊は黙々と文字を書き込んでいました。
進行役の正副実行委員長は,6年各教室に出向き,「是非いらしてください!」と告知。
「あーっ,緊張したー。」と言いながらも,一仕事やり終えた充実感が漂っていました。
(※1)トッキッキについて
今年9月より行われる新潟国体のイメージキャラクターのこと。
(※2)ガムシャラな風になれ
新潟国体のイメージソング。この曲にのったダンス大会も県内各地で行われている。
PART.2 改めて感じた6年生の偉大さ 壮行会本番
体育館で待機する仲間たちを代表し,6年教室へお迎えに。「6年生のみなさん,御移動願います。」
あいさつする子供たち。
さあ,いよいよ壮行会の出し物のスタートです。
寸劇(1)佐渡金山
役人と罪人のショートコントを披露しました。強制的に働かされる罪人。
寸劇(2)トキ
その後警官役の児童が登場,レッドカードを差し出し,退場となります。
寸劇(3)海釣り
右側の子供たちが釣り人。左側の子供たちは魚役。
寸劇(3)海釣り
大物を釣り上げたい人間と,必死に抵抗する魚の激しいバトルが繰り広げられました。
パネル隊が登場,6年生に向けたメッセージを伝えます。
出し物のラストシーン。6年生修学旅行実行委員長を囲み盛り上げます。
6年生から感想発表がありました。「感想を言える人?」とたずねる6年担任に,8割以上の子供たちがパッと手を挙げます。
6年生の偉大さを改めて感じた瞬間でした。「「自分たちがいない間も安心して任せられる。」と伝えられた5年生の子供たちの顔は,ちょっぴり誇らしげでした。
壮行会の様子を見守っていた校長は,会終了後子供たちを高く評価。「とてもさわやかな気持ちでいっぱいになりました。」と称えました。