第1回は、5月11日10時〜12時です。講師は『田中博史先生』です。田中先生は算数科教育の第一人者です。算数の授業を通して、学級経営や子どもとの接し方を学びます。ふるってご参加ください。

野口芳宏先生セミナー2

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第二部〜伊藤彰敏先生のライブでの国語模擬授業を野口先生が斬る〜

松尾芭蕉「閑かさや 岩にしみ入る 蝉の声」を深く読む授業(子ども役:大学生)でした。
まずは、季語、季節を確認した後、俳句を読む方法『五感』を指導されました。『五感』を使って、どのような情景なのかを考えさせていきました。子ども役に教師の質問や言葉かけにより、意見を出させ、ぶつかり合いをさせながら、本当の情景に焦点を集めさせていきました。

野口先生からは「授業の中にしきりがあるとよい。違うことは違うと教えるとよい。束ねがあるとさらによい授業になったと思う」という講評をいただきました。そして、「私が授業をするなら『セミは鳴いているのか、鳴いていないのか?』『時間は夕方か、夕方ではないか?』といったような選択的発問をする。意見が分かれ、理由を言わせて、正解を言う。これが束ねるということである。」という助言もいただきました。

伊藤先生は、この芭蕉の俳句のあと、蕪村の俳句をこの『五感』を使って読んでいくと言われました。
学習したことを活用する。そして定着させていく。とても大切なことだと思います。
学びの多い模擬授業でした。
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