第1回は、5月11日10時〜12時です。講師は『田中博史先生』です。田中先生は算数科教育の第一人者です。算数の授業を通して、学級経営や子どもとの接し方を学びます。ふるってご参加ください。

和田裕枝先生セミナー1

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9月2日(日)に授業と学び研究所フェローの和田裕枝先生をお招きして、『「教科書を生かした授業づくり」〜道徳・算数の模擬授業を通して〜』 というタイトルで、ご講演していただきました。このホームページでは、その一部をご紹介します。
  
今回のセミナーでは、和田先生に道徳と算数2本の模擬授業をしていただきました。そして、玉置先生、大西さん、伊藤先生、野木森先生、酒井先生に、様々な視点から2本の授業の深掘りをしていただきました。


はじめに、道徳の模擬授業をしていただきました。主人公だけでなく、違う登場人物の心も捉えていく中で、子どもたちの考えに迫っていく授業でした。
和田先生の授業は、何と言っても子どもたちにぼーっとする時間を与えません。終始子どもたちに考えさせ、全員が参加する授業でした。子どもたちには前の人と同じことを言うのではなく、自分の言葉で表現することを指導されており、自分ならどう答えるかを常に考え続ける集団となっていきます。今回児童役として参加した大学生も頭をフル回転させて、授業にのぞんでいました。そして、和田先生は子どもたちの言い方の違いから考え方の違いを探ることで授業をつないでいかれ、子どもたちの考えがどんどん積み重なっていく授業をされていました。

その後の授業の深堀りでは、本時のこの後の展開はどうなるかなどが議論され、楽しいやりとりの中、「授業の最後に子どもたちにこんな言葉が出るようにと考えて授業を考える」といった教材研究の仕方や「もし自分だったらと自分事として考させる発問を入れること」など道徳授業の作り方を聞くことができました。

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