優先順位を考えて準備しよう

先生方は、入学式や始業式、学級開きに向けて忙しい時間を過ごされていると思います。週末も出校する方や家庭でいろいろと準備させる方も多いことと思います。あれもこれも、すべてやらなければいけないことばかりですが、時間は限られています。時間に追われ、学級開きに余裕のない状態で教壇に立つようでは困ってしまいます。優先順位をしっかりとつけることが大切です。

昔ある先輩教師が「明日できることは今日するな」ということをよく言っていました。なんといういい加減な人だろうと思っていたのですが、後になってその言葉の意味がわかるようになってきました。明日でもできる仕事以外の仕事は、当然ですが今日やらなければならない仕事です。優先度が高い仕事なのです。今やらなければいけない仕事にエネルギーをかけることが大切だということです。

4月は事務仕事が多い時期です。目に見える仕事なのでまずそれを片付けてしまおう。それが片付いて余裕ができてから、学級開きで話すこと、学級活動などの細かいことを考えよう。そんなことを考える方も多いかもしれません。しかし、担任と子どもたちのファースト・コンタクトに話すこと、することはこの1年を大きく左右するとても大切なことです。余った時間で考えるようなことではないと思います。それこそ、時間をかけすぎるということはないと思います。時間ができてから考えることではありません。今日やるべき大切なことです。
先日紹介した、「中学○年の学級づくり 365日の仕事術&アイデア事典」(頼りになる先輩のような本参照)は何を優先すべきかのヒントになる本です。こういった本も参考にして、この時期、本当に優先度の高いことは何かを意識して仕事に取り組んでほしいと思います。
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