愛される学校づくり研究会の来年度の活動予定

先週末は、「愛される学校づくり研究会」の役員会でした。来年度の日程や活動のテーマについて話し合いました。

今年度の考え方を引き継いで、私たちの日ごろの研究会の延長上にフォーラムを位置付けることはすぐに決まりましたが、来年度の研究テーマをどうするかについては、かなり白熱した意見交換が続きました。授業についてはこれまで同様にこだわり続けていきます。授業検討については、ICTを活用した「授業検討ツール」については、今後もその活用を通じてよりよいものにしていくことは確認できました。話題になったのはICTの活用についてです。私たちを取り巻くICT環境の変化に対応した活用方法の視点を学校は持つべきではないかということです。テーマとしては魅力的ですが、あまりに大きな課題で、まとまった形で発表できるのか、具体的な実践を提案できるのかが議論されました。フォーラムでどのような形で発表するのかは別にして、このことについて考えることは魅力的であることは一致しました。そこで、共通のテーマを「1人1台環境におけるICTの活用」として、子どもたちの授業や家庭での活用、教師の授業や校務での活用など様々な場面を考えることに落ち着きました。
話し合いの中で、最近の就活中の大学生が社会で必要とされる力に欠けていることが話題になりました。ネット環境を利用しても考えるための情報を集めるというよりは、答そのものを探そうとするというのです。こういった課題を知ることも「1人1台環境におけるICTの活用」を考える上で大切です。企業の方や研究会員以外の先進的に取り組んでいる方々をお招きしてお話をうかがうこともしていこうということになりました。

来年度の教育コラムは、たくさんの新連載が始まります。4月以降順次開始になりますので、楽しみにしていただきたいと思います。
たくさんの皆さんに参加いただいているフォーラムですが、来年も2月に開催する予定です。詳細の発表はまだ先ですが、楽しみにしていただきたいと思います。また、12月には第2回教育と笑いの会が名古屋で開催予定です。

来年度は大きなテーマに取り組みます。それなりの成果が見られまでには数年かかるのではないかと思っています。これまで以上に刺激的で学びの多い研究会になっていくことだと思います。
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