愛される学校づくり研究会の打ち合わせ

先日、「愛される学校づくりフォーラム2013 in 東京」の会計報告と来年度の「愛される学校づくり研究会」の活動についての検討会に参加しました。

フォーラムの会計報告を聞きながら、あらためて多くの方に参加いただいたことを実感しました。参加者、企業会員はじめ、多くの方に支えられていることが数字からもうかがえます。先日終わったばかりですが、会場の関係で来年度のフォーラムの日程もこの時期に決めなければいけません。テーマと合わせて4月の研究会に提案できるところまで詰めることができました。今年のフォーラムのアンケート結果から、次回も多くの方に期待いただけていることがわかります。1年かけて、会員の力を結集し期待に応えるものにしていきたいと思います。正式に決定次第、ここで紹介させていただきます。

また「愛される学校づくり研究会」では会員を中心に、コラムをホームページに掲載しています。今回「楽しい授業研究」をテーマに12回の連載を引き受けることになりました。授業研究を楽しく、先生方の授業力アップにつながるものするためのポイントをお伝えできればと思っています。毎月締め切りに追われることになりそうですが、私自身が楽しんで書ければと思っています。掲載日には、この日記でお知らせいたします。

この会で、千葉県立千葉中学校3年生の山本恭輔君のプレゼンが話題になりました。その内容の高さと中学生とは思えない堂々とした話しぶりはちょっとした衝撃でした。山本君個人の資質の高さもあるのでしょうが、彼だけが特別ではないと思います。どの子どもも私たち大人が考える以上に大きな可能性を持っています。その可能性を引き出す環境や刺激が与えられたかどうかの問題です。学校は可能性を引き出す場になっているのでしょうか。子どもたちの可能性を過小評価し、子どもたち自身で考え行動する機会を奪い、教え指示することばかりしていないでしょうか。
山本君が特別だと思ってしまえば、彼のような子どもを増やすために私たちができることは何もありません。しかし、私たちがその可能性を引き出していないだけで、山本君のような力を潜在的に持っている子どもが全国にたくさんいるはずです。私たちの目の前にいる子ども一人ひとりの可能性を引き出すために何をすべきか、何ができるのか。あれこれ考えるきっかけとなりました。
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