元PTA会長の斎藤さんとのコラボ研修第2弾

先月、市のボランティア研修で講師を務めました。漫才の相方で元PTA会長の斎藤早苗さんとのコラボによる研修第2弾です。今回は前回とは異なる市での、「みんなの力で学校を楽しくしよう」というテーマの研修です。参加者は、見守り指導や学習補助、図書館などのボランティア、学校運営協議会の委員など、学校を支えてくれる外部の方です。斎藤さんの、外部から学校にかかわってきた視点でのアドバイスに助けていただきながら準備をしてきました。

全体を三部構成としました。第一部は私の担当です。新学習指導要領の内容を解説しながら、これからの学校に求められることをお話ししました。想定外の時代を生き抜ける子どもたちに育てるためには、学校での授業や活動のあり方も大きく変わっていくはずです。先生方も答えを知らないことに挑戦していかなければなりません。そのためにも地域と学校が対等の関係で子どもたちにどのような力をつけていくのかを考え、共有していくことが必要です。このようなことをお伝えしました。
このセクションを考えるにあたって、斎藤さんに保護者の視点からどこに焦点を当てるとよいかアドバイスをいただきました。おかげで、話の流れと落としどころがすっきりし、説明中心にもかかわらず、最後まで皆さんに集中していただけました。

かたい話の後は、学校RR(斎藤さんと私のコンビ)の教育漫才です。皆さんとても楽しそうに聞いてくださったのはうれしいことです。教育漫才ですので、学校に関するちょっとした知識もネタとして入っています。そういった情報に敏感に反応してメモを取られる方がいたのには驚きました。まじめで前向きな方が多いのですね。

この日のメインは、ワークショップを取り入れた、斎藤さんと私の対談です。学校との付き合い方を考えることがテーマです。学校とのかかわりで困ったことをグループで話し合い、そこでの話をもとに私たちが対談するというものでした。
参加者が多いので、すべてのグループでの話し合いの内容を共有することはできませんでしたが、指名させていただいた方の話は多くの方と共通したものでした。皆さんからの意見を斎藤さんがリアルタイムでホワイトボードに整理してくれます。それをもとにどのようすればよいかを二人で話しました。斎藤さんは、自分はどのように対応してきたか、どのように考えるとよいのかを経験をもとに、具体的にわかりやすく伝えてくださいます。私がそこに足すことはほとんどなく、それではと、私からは外部の人には見えない学校独特の事情についてお話させていただきました。ボランティアの方々からすれば、学校は自分たちの意見を聞いてくれない、新しいことをやろうとしないと感じることが多いようですが、外部の方が思う以上に学校の自由度は低いのです。特に予算は流用が難しいので、お金が必要なことはそう簡単に新規に取り組むことはできません。学校はこういった細かい事情を外部の方に説明することはあまりしないので、この機会に知っていただけたのはよかったようです。互いに事情がわかった上で、意見を交換できるようになってくれるとうれしいです。

今回、研修の参加者が多かったのには驚きました。早くからコミュニティ・スクールに取り組んできた市なので、学校運営にかかわる意識の高い方が多いのだと思います。また、教育長が忙しい中、研修にずっと参加してくださいました。特にボランティアの皆さんが意見を発表する時には、その思いをしっかり受け止めようと真摯に耳を傾けていらっしゃいました。教育長がこういう姿勢だからこそ、このボランティアの姿があるのだと思います。私自身、よい学びの機会をいただけました。

担当者は準備から終わった後までとても精力的に動かれる、エネルギーにあふれる方でした。こちらも頑張ろうという気持ちにさせられます。また、他市からもわざわざ参加して下さる方もいらっしゃいました。ありがたいことです。元気とやる気をいただきました。
後日、お送りいただいたアンケートのまとめを見ると、思った以上によい評価をいただけたようで、とてもうれしく思いました。斎藤さんとのコラボだったからこその評価でしょう。
このような形の研修の需要があるという手ごたえを感じています。是非、他の市町からもお声がけをいただけきたらと思っています。
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