元PTA会長の斎藤さんとコラボで研修を担当

夏休みになると先生方の研修会がたくさん開かれます。私も例年たくさんのお声がけをいただきよい経験をさせていただいていますが、先日元PTA会長さんで、学校RRとして一緒に漫才をしている斎藤早苗さんと二人で研修を担当するというこれまでにない貴重な体験をさせていただきました。もちろん学校RRの漫才も披露しました。
学校の総合力を上げることがテーマで、学校事務中心に一部管理職を交えた方が対象でしたが、事務の方を対象にした研修はほとんど経験がなく、このこともとても刺激的でした。
学校RRの漫才は、斎藤さんとのネタ合わせを中心に打ち合わせを行うのですが、今回はどのような構成で研修を行うかがメインで、漫才の練習の時間をあまりとることはできませんでした。でも、そこは経験値も増えたので、少ない練習でも満足のいくできでした。
斎藤さんと私では、学校の外部という点では共通ですが、立ち位置はかなり異なります。どんなことを伝えたり、考えてもらったりすればよいかについて、保護者ならではの視点からとても貴重な意見をいただけました。
最終的にプログラムは、以下のようになりました。

講演1:学校マネジメントとチーム学校(大西)
講演2:保護者の視点から学校や先生に伝えたいこと(斎藤)
みんなで考えよう(ワークショップ):学校の総合力を上げるために何ができるか
対談(斎藤、大西):外部の力を活かして学校の総合力を上げる
漫才:学校RR

斎藤さんは私の講演内容を随所で上手に引用し、自分の講演に取り込まれました。事前に打ち合わせしていたとはいえ、その場ですぐに取り込むことは並大抵ではありません。しかも保護者の視点からしっかりと内容を深められていました。元PTA会長恐るべし。

「事務の方は学校や子ども、保護者にとって大切な仕事を担っている。また事務だからこそ持っている情報もたくさんある。それを発信し共有してほしい。徴収金のそれぞれの意味や使われ方など、保護者にどんどん発信すればいい。ホームページを使えば可能だ」といった斎藤さんの主張は、自身がPTA会長時代にPTAの部屋というコーナーで発信し続けた経験を下敷きにした説得力のあるものでした。
知り合いの先生から、保護者の視点からの話はとても新鮮で刺激的だという感想をいただきました。その通りだと思います。私は学校に所属していないとはいえ、広い意味で学校の内側の人間であることをあらためて気づかされました。保護者という今まで経験のない方とのコラボはとても新鮮で刺激的で、私自身の視点を広げるよい機会となりました。

これを機会に、今後、斎藤さんとセットで研修を引き受けます。斎藤さんはやる気満々です。もちろん学校RRの漫才も追加料金なしでついてきます(笑)。オファーをお待ちしています。
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