【フォーラム2018】第1部・テーマ2皆さん、「新学習指導要領」はちゃんと読みましたよね?どうですか? 読んだよという人?との問いかけに、残念ながら、手が挙がる人はほとんどいませんでした。 一般の教員ではそこまで手が回らない、ということもあるかもしれませんが、管理職たるもの、当然、概要はきちんとつかんでおいてほしいものです。 そうは言っても、自分がある程度理解できていても、それを学校の教職員にわかりやすく伝えるのは難しいところです。 そこでテーマ2では、「新学習指導要領」の基本理念や、学校経営との関わりについて、管理職が校内研修で教職員に説明できるような提案と資料づくりをしました。 まず、新学習指導要領がねらいとしていることは何なのか、子どもたちにどのような力をつけようとしているのか、という根本の部分を押さえて、施行されるまでのスケジュールから、これからどういう流れで進んでいくのかということを確認しました。 現行の学習指導要領が実施された後に教員になられた人にとっては、初めての経験なので、流れを確認することは大切なことですね。 また、新学習指導要領で注目されている「道徳の教科化」については、教員の皆さんが気になっている「評価」の部分を具体例をあげながら解説をしました。 記述式の評価、とわかっていても、具体的にどう書いたらよいか…と悩んでいる人々に参考になる提案になりました。 新学習指導要領の根本の部分はわかったよ、となれば、次はそれを自分たちの学校の教育にどう活かしていくのかを考えなければなりません。 実際の校内研修では、この部分を教職員全体で考えてほしいところです。 ですから、そうしたことができるような校内研修用のワークシートも、資料として提供しています。 ぜひご活用いただき、学校の経営方針や教育目標が教職員全体で活用できるような校内研修を行っていただけるといいですね。 |
|