私は、この４月から松原第三中学校の学校長として赴任いたしました。私の教師生活のスタートが、この三中で、今年、学校長として、この学校に戻って来られたことに喜びを感じております。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、中学校生活は、様々な面で大きく成長する時期です。この三中での学校生活において、私たちは、子どもたちに対し、「将来の夢をしっかりと持って、その実現のためにチャレンジする」ことに取り組んでおります。やはり日頃からの積み重ねが大切です。日々の授業や取組みを大切にし、また、スポーツなどに励み、しっかりと学習習慣とその基礎となる体力や生活習慣を身につけるなど、１人ひとりの「心」の育成と「学力」・「体力」の向上に取り組んで参ります。
　また、「なかまや人とのつながりを大切にする」こともしっかりと取り組んで参ります。三中は常になかまづくりを大切にし、自分を大切にすると同時に、周りのなかまの立場に立って考え、その中から、思いやる心を育んできました。人は、集団生活や周りの人の中で、育まれ、大きく育っていきます。そしてそのために、様々な行事などを通じて、「自分の良さ」と「なかまの良さ」をできるだけたくさん見つけ出し、自尊感情の育成とそれぞれの信頼関係を深めて参りたいと考えています。
　なお、子どもたちの成長には、学校と家庭との協力を欠かすことができません。学校と保護者が、常に連絡を取り合いながら、子どもと向きあい、ともに、子育ての喜びや悩みを分ち合える、そんな関係をめざしてまいりますので、今後ともより一層、保護者の皆様をはじめ、地域の方々のご支援とご協力をよろしくお願いいたします。

　　　　　　　　　　　　　平成２４年　４月
松原市立松原第三中学校　校長　吉川　年幸