【西尾市立白浜小学校】縦割り活動〜白浜小 団スクラム活動〜

 本校は、三河湾に近く、風光明媚な地区にあります。全校児童135名の小さい学校です。本校では、様々な活動において、異学年交流をしています。
 児童会活動では、全校児童が赤、青、黄、白の4つの団に分かれ、「クリーン集会」、運動会や「スクラム集会」を行っています。
 「クリーン集会」は、6年生が中心となって、下学年に指示して外庭の草取りを行います。高学年と低学年が一緒になって、学校をきれいにする姿から、学校を愛する気持ちが高まっていることを感じます。
 運動会も団対抗で行います。種目の中には、「団対抗応援合戦」があります。6年生が振付を考え、他の学年に応援の歌や振付を一生懸命教えます。勝敗がかかっているのでどの団も力が入ります。応援合戦の練習が進むにつれて、団の結束も高まります。今年は、白の団が優勝しました。優勝トロフィーをもらってみんなとても喜んでいました。
 「スクラム集会」では、1年生の歓迎のゲームや、団ごとや全校でのレクリエーションを行いお互いの交流を深めています。時には、団ごとに鬼ごっこやドッジボールをして楽しんでいます。ドッジボールでは、高学年が低学年の子にボールを譲る姿にやさしさを感じます。
 清掃では、ぺア学年で学校中をきれいにしています。6年生が1年生に廊下の雑巾のかけ方を手取り足取りで教えている姿がほほえましいです。
 異学年交流を通して、笑顔がいっぱいになるといいです。

【大府市立大府北中学校】スポーツフェスティバルでのできごと

 「SFを成功させよう」と、生徒と先生の強い思いが伝わるできごとでした。
 本校の体育大会は、スポーツフェスティバル(通称SF)と呼ばれていいます。今年度は、6月9日(土)に開催しました。前日は、一日中雨が降り続く悪天候で、開催が心配されましたが、当日は天気も回復しました。しかし、グラウンドコンディションは、最悪の状態でした。心配した先生たちが、早朝から集まってグラウンドの吸水をはじめました。生徒は登校すると、係の仕事の前にグラウンドに出てきました。先生たちが黙々と作業をしている近くに集まり、吸水、排水の作業を、自分たちで始めました。誰かに指示されたわけでもありませんでした。泥水をスポンジで押さえてバケツに絞るという作業でしたが、誰一人、嫌な顔をせずに行っていました。次第に、生徒が登校し、水たまりのまわりには多くの生徒が集まってきました。作業する生徒が増えるたびに水たまりはどんどん減っていきました。早朝曇り空だった天気は、みるみる回復し、日差しも出てきました。「これならできそうだ」という状態になっていきました。
 今年度のSFは、開始を30分間遅らせましたが、無事開催することができました。当日は、大成功に終わりました。

【一宮市立今伊勢中学校】読み聞かせで育てる力

 本校では、保護者や地域の方など、たくさんのボランティアの方々に御協力いただき、絵本や紙芝居の読み聞かせを行っています。
 6月14日に、第1回の読み聞かせが行われ、7月5日、9月13日、10月4日と、月に一度行われました。年間で9回行う予定です。
 中学生には絵本が簡単すぎるのでは、という心配もありますが、絵本から想像することや感じることは年齢によって様々です。いくつになっても、絵本の世界を楽しめる感性豊かな生徒の育成につながると考えています。
 また、本校では、ピア・サポートを推進しており、ピア・サポートを進めていく上で、コミュニケーション能力を高めることが重要になります。その基本スキルの一つに「聴き方」があると考えています。相手の言うことをしっかりと聞き、受け止めることが大切であり、読み聞かせの活動はこの「聴き方」を実践する場の一つとなっています。「していることをやめて 相手に体を向けて うなずきながら 最後まで」聞く姿勢を『すてきな聴き方』と名付けています。『すてきな聴き方』を通して、互いに話を十分に聞くことができるようになることが、生徒の豊かな人間関係づくりに役立つと考え、実践しています。

【田原市立神戸小学校】米づくりから学ぶ

 本校では毎年、五年生の総合的な学習の時間で米づくりに取り組んでいます。5月の上旬、まだ冷たい田んぼに入り、クラスごと横一列に並んで、一株ずつ丁寧に植えました。その稲は、この4か月の間にぐんぐんと大きくなり、見事な黄金色に実りました。9月13日、いよいよ稲刈りです。子供たちは、一束ずつ稲を鎌で刈ります。刈った後は、ある程度の大きさの束にして、結んでとめます。多くの子が初めての体験でしたが、上手に鎌を使い、手際よく稲を刈りました。作業が進んでいくと、しだいに稲束を縛る名人が現れ、みんなが集めてくる稲束を結んで留めます。稲束を縛る名人に、その技を教えてもらおうと弟子入りする子もいました。次は、縛った稲束を、せっせと運ぶ子が現れ、その次は稲束を整とんして車に積み込む子がいます。指示をされたわけでなく、自分から考えて行動しました。最後は、稲束を干す作業です。干すことでおいしさの養分が米にいきわたることを稲作名人から教わり、「おいしくなあれ」と口々に言いながら、フェンスに干しました。
 今年は豊作で、学校中のフェンスにずらりと稲束がかけられました。後片付けでは、「一粒もむだにしない」を合い言葉に、落ちている稲穂を拾って、すべての作業が完了しました。あとは、お米がおいしくなることを待つばかりです。そんなとき、「先生、みんなに踏まれてて、かわいそうだった」とポケットから、数本の稲穂を差し出す子がいました。休み時間の帰り際に落ちている稲穂を見つけて、拾ってくる子もたくさんいました。米づくりを通して、一粒の米を大切にする心が子供たちの心の中に育ったことを実感しました。

【春日井市立丸田小学校】異学年のつながりを深める縦割り班活動

 本校では、1年生から6年生までの児童で構成する「縦割り班」を作って、様々な活動を行っています。異年齢集団で活動する機会を設けることで、他学年との交流を深めています。高学年児童は、低学年児童の手本となり、特に、各グループの6年生は、下の学年のことを考えて活動の企画・準備をしたり、活動中に下の学年の子の援助をしたりすることで、最高学年としての自覚も育てています。
 本年度は、6月に「縦割り班結成式」を行い、グループの仲間と初顔合わせをしました。体育館で、縦割り班ごとに自己紹介をした後、クイズやじゃんけんなどのゲームをし、親睦を深めました。このことをきっかけに、ふだんの休み時間でも異学年の子供たち同士で遊んだり、高学年の子が低学年の子の世話をしたりする姿が多く見られるようになりました。
 2学期は、11月に、縦割り班ごとにゲームなどを企画し互いに楽しむ「丸田っ子フェスタ」があり、今はそれに向けた計画や準備を、4、5、6年生が中心になって進めています。子供たち同士で、どのようなゲームを行うか、そのためにどのような準備が必要かなどを話し合い、決まったことを協力・分担して進めています。
 3学期にも、縦割り班で協力して大縄跳びにチャレンジする「縦割り班縄跳び」なども計画されています。これらの活動の中で、学年が違う子供たち同士が手を取り合い、互いに協力することで皆が笑顔になるとともに、教師も含めた学校全体のつながりを深めていきたいと思います。

【東郷町立兵庫小学校】 ゆずり合いの運動会

 運動会当日、朝7時、正門を開けると、大勢の保護者が運動場めがけて猛ダッシュします。毎年、運動会の場所取りをするために繰り広げられる光景です。そこで、平成27年度から、場所取りをしない「ゆずり合いの運動会」を実施しています。
 PTAのボランティアの方々を中心に、当日、朝7時40分頃から、グランド周りに学校のシートを敷き、「ゆずり合いエリア」を設けます。そこでは、カメラのための三脚や日傘は使用できませんが、自分の子供の学年が競技・発表しているときに優先的に利用することができます。
 この取組を導入した年には、戸惑う保護者からの問い合わせがありましたが、たくさんの理解と協力を得て継続しています。互いにゆずり合い「どうぞ」という気持ちをもって行動することが、みんなが気持ちよく過ごせる、安全で安心な運動会につながっています。温かく、思いやりのある学校づくりの一端を担うものとなっています。
 これをきっかけにして、いろいろな場面で「どうぞ」とゆずり合う大人の姿は、子供たちに、よい影響を与えています。登校途中の横断歩道で、別の方面からやって来たとき、「お先にどうぞ」と、どちらともなくゆずり合って、スムーズに歩行する姿が見られるのもその一例です。6年生の班長がいないときにも、5年生が同じように行動できるというように、受け継がれているのもうれしく思います。この取組を、これからも続けていきたいと思います。

【瀬戸市立幡山中学校】 ギブ・アンド・ギブ

 先日、本校の女子ソフトテニス部が、他地区の学校が集まる練習試合に参加しました。その日は、早朝から雨が降っており、コートにはたくさんの水たまりができていました。主催者側から、「コートの整備ができるまで武道場で練習してください」と指示がありました。各チームの生徒が武道場に移動していくなか、本校の生徒を見ると、小雨の降る中、主催校の生徒と一緒に水取りをしていました。顧問が、キャプテンに他の学校の生徒はみんな練習をしていることを伝えると「水を取らないと試合ができないので、水を取ります」と当たり前のように答えたそうです。
 「ギブ・アンド・テイク」は、よく聞きますが、「ギブ・アンド・ギブ」は、あまり聞きません。損得ではなく人のために行動すること。言うは易し行うは難しです。ふだんから礼節とともに奉仕の精神を説いても、簡単に身につくものではありません。地域のごみ拾い活動に参加したり、登校時や大会後の会場のごみ拾いも実践したりしていますが、生徒たちが、進んで行うまでにはなかなか至っていません。しかし、本校の生徒たちにとって、早く試合をするために、どうすればよいかを考えて、無言でひたすら手を動かす、そうすることが彼女たちにとって当たり前になっていたのでしょう。
 本校の女子ソフトテニス部では、「心を変えるには、まず行動を変えること」を実践してきたそうです。そうする中で、少しずつ当たり前が増え、当たり前のレベルが上がってきたのだと思います。
 部活動を引退しても、登校時にごみ拾いをしてくる生徒がいます。少しずつですが、生徒たちの中に「ギブ・アンド・ギブ」の精神が根付いてきています。この精神がほかの生徒たちにも、広がるようにしていきたいと思います。

【大口町立大口中学校】全学年での宿泊研修

 本校では、異学年集団による縦割りグループで、宿泊研修を行っています。この縦割りグループを本校では「ブロック」と呼んでいます。ブロックは、A〜Fまであり、Aブロックは1年1組、2年1組、3年1組が所属し、日常生活を過ごしています。この宿泊研修では、異学年集団での交流活動を通して、それぞれの学年の役割について考え、実践することを、ねらいの一つとしています。
 今年度の宿泊研修では、それぞれのブロックが、四つの宿泊施設にて、宿泊研修を行いました。上級生が下級生を激励し、下級生が協力する姿がたくさん見られました。その中でも、このエピソードを紹介したいと思います。あるブロックの代表3年生の生徒は、今回の宿泊研修で「縁の下の力持ちになりたい」と目標をもって臨みました。宿泊施設で行った体育大会に向けた練習では、誰よりも声を出しました。食事の下膳が終わり、皆が宿泊室に帰った後も、一人黙々と床の雑巾がけ。清掃の時間にも、自分が使用した宿泊室の清掃を一番に終わらせ、やらなくてもよいはずの、トイレ掃除を行っていました。誰が見ているわけでもないのに。声をかけると、彼の目標をそっと教えてくれました。彼はまさしく、「縁の下の力持ち」でした。もうすぐ本校は体育大会を迎えます。応援団団長でもある彼の姿は、同じブロックの仲間たちに届いてほしいと思います。

【江南市立布袋北小学校】ふれあい遊び

 本校では、年に5回、通学班ごとに「ふれあい遊び」を行っています。年度初めに通学班集会で、班長・副班長を中心にみんなで考え、遊びの計画を立てています。
 「ふれあい遊び」の日は、各班で決めた遊びを、1年生〜6年生全員で、仲よく遊んでいます。
 下級生は、上級生の話をよく聞いて、上級生は、下級生も楽しめるように優しくサポートします。
 どの班からも,楽しそうな声が聞こえてきます。

【尾張旭市立東中学校】ありがとうの花を咲かせよう

 台風が過ぎ去った朝、一生懸命はたらく生徒たちの姿がありました。落ち葉や木の枝が、あちらこちらに散らかっているのを、ほうきで掃き集めたり、手で拾ったりしてくれる生徒たちです。教室では、雨水が吹き込まないようにと、詰めてあった雑巾や新聞紙を片付けてくれる生徒たちもいました。部活動の顧問の先生からの指示があってのことだったようですが、みんなよい顔をしていたことが印象的でした。こうした生徒たちのおかげで、他の多くの生徒たちは、きっと気持ちよく一日をスタートできたと思います。「みんなのためにありがとう」「学校のためにありがとう」の気持ちが、自然と湧き起こってきます。
 東中学校では、今年度「ありがとうの花を咲かせよう」を合い言葉にしています。毎日の生活の中で互いに関心をもち、人の役に立つこと、感謝の心をもつことを意識し行動できる生徒を育てています。
 一生懸命そうじをしてくれている生徒に「ありがとうね」と声をかけると、にっこりうれしそうな顔を見せてくれました。この生徒たちは、きっとまたどこかで「ありがとうの花」を咲かせてくれるだろうなと思った、台風一過の朝でした。

【一宮市立中部中学校】七夕まつりの清掃ボランティア活動

 第63回「おりもの感謝祭 一宮七夕まつり」が、7月26日(木)〜29日(日)の4日間にわたって開催されました。一宮の七夕まつりは、仙台、平塚の七夕まつりとならぶ日本三大七夕まつりとされています。
 七夕まつりの行われる真清田神社には、「天火明命」(あめのほあかりのみこと)が祭られています。その母神「萬幡豊秋津師比売命」(よろずはたとよあきつしひめのみこと)の加護により、一宮市の繊維産業が発達してきたとされています。そこで、織物とご縁の深い牽牛、織女にちなみ、おりもの感謝祭として一宮七夕まつりが始まりました。
 来場者が多いため、当然ごみも多くなります。まつり翌日の清掃ボランティアに、本校の生徒が、毎年数多く参加しています。今年も50名近くの生徒が、一般のボランティアの方々と一緒に、朝8時から境内のごみを拾い集めました。受付で渡されたごみ袋に、串や紙コップなどのごみを入れていきます。30分ほどで、境内はみちがえるほどきれいになりました。
 生徒たちは、毎年楽しみに参加しているまつりが、多くのボランティアの方々に支えられていることを改めて実感しました。

【みよし市立三好丘小学校】 全校児童の心が通う「なかよし集会」

 本校では、児童会主催の「なかよし集会」を、年2回、行っています。「なかよし集会」では、6年生が中心となって企画・運営をし、1〜6年生児童が一緒に遊び、交流を深めています。異学年で活動することを通して、望ましい人間関係(アサーション)を形成することもこの活動のねらいの一つです。
 今回の「なかよし集会」では、「人間間違いさがし」「消しゴム君の大冒険」「漢字リレー」の三つのゲームを行いました。6年生がリーダーシップをとり、グループで協力しながら会を進める姿に頼もしさを感じました。
 最初は、初めて顔を合わせた子もいて、緊張している様子が見られましたが、6年生の優しい言葉かけのおかげで、次第に表情が和らぎ、一緒に盛り上がったり、楽しく交流したりできるようになりました。
 集会後に子供たちが書いた「ありがとうカード」には、ゲームが楽しかった様子や、6年生への感謝の気持ちが書かれている感想が多くありました。この「なかよし集会」を通して、これまで以上に学年を越えたつながりが築かれ、本校児童の仲がより深まり、心が通い合うようになることを願っています。 
      
「2時間目に、なかよし集会がありました。人間間違いさがしは、みんな楽しそうにやっていました。消しゴム君の大冒険は、低学年が飛ばすのが難しそうでした。漢字リレーは、みんながじゃんけんで盛り上がって楽しそうでした。下級生が楽しそうに遊んでいてよかったです」(6年児童)

【幸田町立中央小学校】たくさんのイチゴができるといいな

 幸田町立中央小学校では、総合的な学習の時間を「ふるさと学習」と呼び、地域の方に講師になっていただき学習を進めています。3年生は、2年生のときにイチゴの栽培にチャレンジしましたが、上手に育てることができなくて、「今年こそは」と、再びイチゴの栽培にチャレンジすることになりました。
 10月初旬、今年も地域のイチゴ農家の方に来ていただき、イチゴの苗植えをしました。農家の方の話の中で、今年は猛暑で、夏にイチゴの苗を育てていくのも例年になく大変だったことを知った子供たちは、「農家の人たちが、大変な思いをして育ててくれた苗だから、一生懸命世話をしていきたい」と、去年にも増して、イチゴの苗を大切に育てていこうという思いをもつことができました。苗を植えた翌日から、さっそく毎日天気予報を確認したり、土の湿り気で水の量を調整したりと、昨年よりもイチゴの苗のことを考えて世話に取り組んでいます。「去年より、イチゴをたくさん収穫したい」「今年は家族にもたくさん食べてもらいたい」と一人一人目標をもってイチゴの苗が元気に育つようにと心を込めて育てる姿に、一回り成長した子供たちの様子がうかがえました。
 イチゴ苗のお父さん、お母さんになった子供たち。クリスマスまでにイチゴ第一号を収穫することを目標に、毎日、世話を続けています。

【常滑市立鬼崎南小学校】温かい言葉のあふれる学校に

 温かい言葉のあふれる学校にしようと、鬼崎南小学校では様々な取組を行っています。
 児童会の取組「ニコちゃんキャンペーン」では、「素敵だと思う言葉」と「学校でうれしかったエピソード」を集めました。友達やクラスなど、学校であったうれしかったエピソードや言葉を、みんな思い思いの言葉で書いています。書かれた紙は、昇降口に掲示し、それを読んだ人が笑顔になり、みんながやさしい心で、いじめのない学校を目指しています。
 また、一年間を通じて、「あいさつ運動」に取り組んでいます。全学級が一週間ごとに交代して、元気なあいさつで笑顔あふれる学校にしようと、学級で話し合って工夫して「あいさつ運動」に取り組んでいます。「昇降口に立って、あいさつをしよう」「各クラスを回って、あいさつをしに行こう」「学校中のいろいろな場所に立ったらどうかな」と、あいさつの場所の工夫しました。
 また、「レベル1:あいさつされてからあいさつをする」「レベル2:自分からあいさつをする」「レベル3:相手の名前を呼んで、自分からあいさつをする」とあいさつにレベルをつけて、あいさつの仕方を工夫しました。
 「あいさつ運動」をして、「大きな声であいさつを返してくれて、うれしかった」「自分たちだけじゃなくって、たくさんの子があいさつをしに来てくれてうれしかった」と、あいさつする側が笑顔で楽しんであいさつに取り組むので、「あいさつ運動」をしてもらう側の人も笑顔で大きな声でそれに応えようとしています。
 温かい言葉であふれる学校になるよう、これからも鬼南小の取組は続いていきます。

【武豊町立武豊小学校】バトンをつなぐ運動会

 本校は、今年創立120周年を迎えました。スローガンは「つなごうバトン 武小120周年」です。運動会も<このスローガンのもと行いました。
 本校では、ペア活動が実施されており、運動会の種目にも「ペア種目」があります。1・6年ペアは「トンネルくぐって電車でGO!」、2・4年ペアは「聖火を届けろ!ペアリンピック」、3・5年ペアは「進撃の玉入れ」です。毎年とても盛り上がります。今年は、雨の日が多く、外で練習することが難しかったですが、上級生は下級生を上手くリードして取り組んでいました。どの種目も練習するにしたがって速くなり、ペアとのつながりも深まりました。
 本番、上級生は下級生に優しく声をかけ、下級生は上級生の言葉や動きをよく見て、一緒に競技を楽しみました。下級生はお兄さんやお姉さんのようになりたいと思う一方で、上級生は思いやりの心やお手本として立派でありたいという気持ちが育っています。
 10月には、上級生が下級生に本を読む「ペア読書」、2月にはペア同士でなわとびを跳ぶ「ペア跳び」が計画されています。
 これからもペア活動を通して本校の歴史あるバトンをつないでいきたいと思います。

【一宮市立朝日東小学校】 親子で卒業制作

 本校では、平成25年度から、卒業制作として学校の周囲の壁に、各クラスで決めた絵を描いている。
 学校の近くで絵画教室を開いていらっしゃる方に下書きをしていただき、6年生の児童がそれを濃い鉛筆でなぞる。そこに、水性ペンキを使って彩色をしていく。
 ペンキを塗った経験のない児童がほとんどであるため、担任と少数の教師だけではなかなか目が行き届かない。そこで、保護者にボランティアをお願いし、子供たちの様子を見守りつつ、一緒に作業を行ってもらうようにしている。また、ペンキの調色や分配も保護者にお願いしている。
 卒業制作というと、子供たちだけで制作し、校内に飾られることが多いが、本校は、親子で、しかも学校の外側に向けて制作しているため、学校の前を通るたびに作品を目にすることができる。親子で制作したことで、卒業後も「あのとき、この絵を描いたよね」と、親子の会話の話題にもなる。
 真っ白だった壁は、親子の手で鮮やかに彩られ、卒業生の健やかな成長を見守っている。

【豊橋市立つつじが丘小学校】つつじウォークラリー

 本校の縦割り班活動の一つに、「つつじウォークラリー」があります。つつじが丘小の校区には、たくさんの公園があります。それらの公園を、縦割り班で巡り、6年生が考えたゲームを公園で行います。そして、班ごとに得点を競います。
 6年生は、簡単でみんなが楽しめるようなゲームを考えます。5年生は、6年生に代わって班の仲間を連れて歩きます。昼食後には、4年生が考えた遊びをする時間があり、高学年としての役割が与えられる活動です。
 今年は、天気が心配され、前日の下校時には、「明日、できるといいな」「帰ったら、てるてる坊主を作るよ」と話す子がいて、みんなが楽しみにしていました。しかし、残念ながら雨が降ってしまい、校内で行う「室内ミニウォークラリー」になってしまいました。
5年:「ちゃんと並んで。○班です。お願いします」
1〜4年:「お願いします」
6年:「元気のよい班ですね。ゲームの説明をします」  
と、5年生が小さい子の面倒を見るほのぼのとした様子と、ゲームを盛り上げる6年生。得点が入ると喜んだり、お兄さん、お姉さんを応援したりする低学年。どの顔にも笑顔があふれていました。
 教室に戻ってきた子供たちは、「ああ、楽しかった」「おもしろいゲームがいっぱいだった」とうれしそうでした。そんな声が耳に入り、企画した6年生も満足げに片づけを進めていたところに、思いがけないアクシデント。床に貼ったガムテープがうまくはがれずに残ってしまいました。慌てる6年生の手伝いを始める3年生。最後の最後にも、ほほえましい姿が見られました。

【東浦町立森岡小学校】福祉教室から学んだ思いやりの気持ち

 森岡小学校では、4年生になると、「福祉」について様々なことを学習しています。今年も9月21日に「福祉実践教室」を行いました。64人の児童が、4コースに分かれて体験したり、話を聞いたりしました。
 ガイドヘルプコースでは、アイマスクをつけて目が見えない児童を、ガイド役の児童が案内する体験をしました。周りの様子や危険なところを知らせるなど、校内の廊下や階段を慎重に歩いていました。点字コースでは、点字の仕組みを学び、点字器で自分の名前を丁寧に打っていました。手話コースでは、「こんにちは」などのあいさつ、「コアラ」「新幹線」などの簡単な言葉を覚えました。そして、車いすコースでは、車いすの使い方や押し方を教えてもらいました。特に段差では、車いすに乗っている児童は怖さを感じたようですが、押す側の児童は押し方のコツを試しながら一生懸命車いすを動かしていました。体の不自由な方と交流するうちにすっかり打ち解け、実践教室が終わってからみんなで手を振ってお見送りをする姿も見られました。
 体験したことは国語の時間にまとめて、発表会を開きました。「体の不自由な人の体験をすることで大変さが分かった」「相手が不安にならないように声をかけることが大切だ」という意見が多くありました。また、困っている人を見かけたら、道徳科で学習した「何かお手つだいできることはありませんか」という言葉を、勇気をだしてかけてみたいという発表もありました。思いやりの心が育っていることをうれしく感じました。
 今後は、引き続き道徳科の教材で福祉について考えたり、認知症講座で高齢者福祉の話を聞いたりします。そして、学んだことを学習発表会で学校中の友達や地域の人に伝え、思いやりの輪をもっともっと広げていきたいと思います。

【豊川市立豊川小学校】お誕生日集会

 本校では月に一回、その月に生まれた児童を祝うことを目的として「お誕生日集会」を行っています。
 全校児童が体育館に集まり、誕生月の子がステージの上に上がります。その後、ステージ上では一人ずつ名前を呼ばれ、返事をしてその場に立ちます。みんなから拍手されるとうれしいような恥ずかしいような笑みを浮かべます。有志による特技披露やインタビュー、ウェーブなどで祝福をし、体育館中に幸せな時間が流れます。
 これからもこの素敵な伝統が、ずっと続いていくとよいなと思います。

【豊橋市立幸小学校】サンキューレター『美行木(みゆき)』

 本校では、毎日、一緒に学校生活を送っている友達にサンキューレターを書き、感謝の気持ちを伝え合う活動を行っています。メッセージの一部はお昼の放送で全校に紹介され、友達のためになる行動とはどんなことかを知るきっかけとなっています。学級の友達だけでなく、学年をこえてメッセージを伝え合うものも多くあります。
 メッセージをもらうと「友達から『ありがとう』と言ってもらってうれしい」「友達のためにいろいろな行動をしている子がいることがわかりました」「私も友達のために優しくしようと思いました」などの感想が聞かれました。
 子供たちの優しさや思いやりを伝える『美行木』の葉で、掲示板はいつも温かい心があふれています。