【半田市立半田中学校】地域交流の場として

 本校では学期に1回、「学校関係者交流会」という会を行っています。この会の目的や内容は以下の通りです。

○目的
 地域で様々な形でお世話になっている方々に、本校生徒の様子を知っていただく。

○内容
 学校運営支援協議会委員や校区の各区長、民生委員・主任児童委員、保護司、警察関係の方々など幅広く地域の方を学校にお招きする。
 上記の方々に授業を御参観いただいたり、生徒とともに給食を会食していただいたりする。

 授業参観では、生徒が地域の方に元気に挨拶する姿や、集中して授業を受ける姿が見られました。給食会食中には地域の方の話を真剣に聞く姿や、楽しく会話をする姿が見られました。特に、給食時には黒板にウェルカムメッセージを残すクラスや、歌を披露するクラスがあり、生徒が様々な形でもてなして、地域の方に喜んでいただこうとする姿が見られました。

【参加いただいた地域の方の感想】
・現代の中学生は大人びている印象があったが、話してみると幼く、明るく元気な生徒たちばかりで、楽しい時間を過ごすことができました。
・生徒たちと会話するよい機会となりました。これからも生徒たちの成長を見守っていきたいと思います。
・久しぶりに校舎内を歩いたり、給食を食べたりして懐かしい気持ちになり、昔にかえったような気がしました。

 この「学校関係者交流会」は、本校で何年も続いている会です。これからも続けていくことで、生徒が地域を、地域が生徒(学校)を知る機会としていきたいです。

【北名古屋市立西春小学校】心と心をつなぐ あいさつ運動

 西春小学校は、北名古屋市の中心部に位置する歴史と伝統のある学校です。児童数は595名、20学級の中規模校です。学校支援ボランティアやスポーツクラブなど、保護者や地域の方々と連携をして、日々の教育活動や行事に取り組んでいます。
 本校では、礼儀正しく、明るく豊かな人間関係を築く力を養うことを目的とし、『あいさつ運動』に取り組んでいます。期間中は、登校時間に児童会役員と代表委員、委員会委員長と副委員長、学級委員(4〜6年)、職員が校門に立ち、登校してくる児童に元気よくあいさつをします。
 本年度より、月一回に回数を増やしたり、児童へ「目を合わせて、大きな声で、自分からあいさつする」ように呼びかけを行ったりして、運動のさらなる活性化を図っています。その結果、保護者や地域の方々より「近頃、子供たちがきちんとあいさつができるようになってきた」とのお声をいただくことが多くなりました。この児童会主体の活動が、全校児童のあいさつへの意識を高め、さらに保護者や地域の方々との交流へとつながっていくように、今後もより一層元気なあいさつで笑顔あふれる学校・地域を目指して、運動を推進していきたいと思います。

【西尾市立寺津小学校】『ありがとう』で心豊かな人になろう

 今年度、本校では「ありがとう」の言葉が様々な場所で聞かれます。
 6年生のフロアにあるトイレでは、いつもスリッパがきれいに整頓されています。6年生の子供たちは、魔法の言葉があるから、気持ちよくスリッパの整頓ができるのだそうです。それが、スリッパのかかと部分にある、「いつもありがとう」の表示です。この表示がされてから、スリッパをそろえることが自然なことになり、使いやすいトイレになりました。
 また、保健委員会では、「みんなでつくる笑顔の天の川」と題して、家族や友達、先生、地域の人に伝えたい「ありがとう」を星形のカードに書いて、たくさん貼り付けようというキャンペーンを行いました。「困ったとき、声をかけてくれてありがとう」「朝、すれちがったときに、笑顔で挨拶してくれてありがとう」「おいしいごはん、ありがとう」など、星の数ほどの「ありがとう」で天の川があふれていました。
 「ありがとう」と「ごめんなさい」は魔法の言葉と言われます。本校の子供たちは、自然に「ありがとう」が言えるようになってきました。一人一人の心に「ありがとう」の魔法が染み渡り、穏やかで豊かな心を育てることにつながっていると感じています。

【一宮市立浅野小学校】夢は見るものではなく、叶えるもの

 劇団の方をお招きして、演劇を鑑賞しました。演劇の題は、「ギャングエイジ」。主人公は小学4年生のエイジという元気で明るい少年。そんな彼がいくつかの偶然が重なり「らんぼうもの」のレッテルを貼られてしまいます。自分を貫き通すため、彼は「かっこいいギャング」になることを決意します。
 本物の演劇の迫力に圧倒されながら、劇団の方の真剣な演技に引き込まれていきました。また、演出のすばらしさに感動する児童も多くいました。「夢というのは、あきらめなければかなうということを知った」そんな感想を書いていた児童がたくさんいました。
 今年度は、学芸会の年です。11月の学芸会に向け、よい刺激を受けた観劇会でした。

【田原市立六連小学校】心通わす異学年交流 from heart to heart

 本校では、全校児童を縦割り班に分け、異学年との交流を活発に行っています。
 4月に行った「縦割り班遠足」では、海岸でサンドレリーフを行い、新入生を温かく迎え入れることができました。また、7月に行った「七夕集会」では、高学年の児童が低学年の児童に、短冊の結び方を丁寧に教えている場面が見られました。このような異学年同士の交流を通して、本校の児童は、仲間を信頼し、よりよい関係をつくり、自分の個性を集団の中で安心して発揮しています。
 さらに本校では、縦割り班活動の中に、ペア活動を設けています。ペア活動は、高学年と低学年がペアを組み、様々な活動を行うものです。昼休みのペア遊びでは、どんな遊びをしたいのか考えるところから始まります。どのペアもお互いの気持ちを確認し合って、遊びを始めます。6年生が1年生が乗るブランコを後ろから押したり、一緒に滑り台から滑り降りたりするほほ笑ましい姿が見られます。また、整美環境委員会が主催した芋のつるさしでは、一つのつるをペアで協力して植えることができました。毎年、芋のつるさしを行っている高学年は、低学年に自信をもって植え方を教え、低学年は高学年のアドバイスをしっかり聞いて、つるさしにチャレンジしています。ペア活動では、高学年の頼もしい姿や低学年の楽しそうな姿をたくさん見ることができます。
 「六連星輝く!」という本校の教育目標のように、どの児童も集団の中で、強い輝きを放っています。これからも、縦割り班活動を通して、学年関係なく、自分の個性を安心して発揮できる集団に育ってほしいと願っています。

【瀬戸市立八幡小学校】 新しい自分をみつけよう

 近くの特別支援学校高等部の生徒が、職場体験として、本校で3日間活動しました。そこで、6年生の道徳科の授業に、ゲストティーチャーとして招き、頑張る姿を見たり、本人から直接話を聞いたりする授業を展開しました。その中で、身の回りにいる友達がもっている強さや気高さに気付きながら、自分自身のよさや可能性を自覚することで自らを奮い立たせることを目標とし、よりよい生き方、誇りある生き方を考えました。
 いろいろな困難を乗り越えたゲストティーチャーと一緒に学習することから、目標をもって努力することの大切さを感じ、充実した日々を送るために、今何をすべきかを考えるきっかけになりました。ゲストティーチャーの話を、涙を浮かべながら真剣に聞いている児童もおり、これからの誇りある生き方、夢や希望など喜びのある生き方につながってほしいと願います。
 

【弥富市立栄南小学校】あいさつ運動〜あいさつラリーとあいさつパズルを通して〜

 昨年度、本校では「あいさつ運動」として、週一回、「あいさつラリー」を行いました。「あいさつラリー」とは、スタンプを持った児童(スタンプさんと呼んでいます)やスタンプを持った先生にあいさつすると、カードにスタンプを押してもらえます。スタンプがいっぱいになると、お気に入りのキャラクターが描かれた手作りのストラップがもらえるシステムです。
 スタンプさんは、全校で1日、児童2名、先生1名です。児童は、今日のスタンプさんが誰なのか知りません。本校は、全校児童が100人足らずの小規模校なので、みんなが顔見知りです。ですから、1年のクラスから6年のクラスまで学年をまたいで、全校舎内を動き回ってスタンプさんを探してあいさつを行っていました。
 児童は、「たくさんの人にあいさつして面白かった」「スタンプさんを探すのが大変だった」という意見が聞かれました。
 中には、「○○さんが、スタンプを持っているよ」という情報が広がり、スタンプさんの周りに多くの児童が集まるときもありました。スタンプさんは、「あいさつするとき、どきどきした」と言いながら楽しそうにあいさつをしていました。
 今年度は、「あいさつパズル」を行っています。あいさつすると、パズルのパーツがもらえて、パズルを完成させるというシステムです。児童会が中心となって企画し、朝礼で取り組み方を説明するなど、自らの運動として積極的に取り組むことができました。パズルにアニメのキャラクターを用いたことで、低学年から高学年までより楽しく活発にあいさつすることができました。
 このような取組が、「心と心をつなぐ架け橋」になることを願って、今後も続けていきたいと思います。

【瀬戸市立祖東中学校】「秘密の友達」〜友達のよいところをみつけよう〜

 中学1年生。緊張して入学してきた子供たちも、徐々に新しい環境に慣れてきました。新しい友達との距離が近づけば近づくほど、友達のいろいろな面が見えてくるものです。苦手な部分も見えてくる頃でしょう。さらに、次第に友達関係も固定されてきます。そんなときだからこそ、いろいろな友達のよさに目を向けさせたい、友達との良好な関係を築かせたい。こんな願いから、友達のよさを見つける授業を行いました。

<展開>
1.3つの封筒にそれぞれ、クラスの子の名前が書かれた紙を全員分入れておきます。
2.3つの封筒から1枚ずつ、紙を取ります。(自分の名前が出てきた場合や同じ名前が出てきた場合は、その場で引き直します)
3.選んだ3枚の紙に書かれた名前の友達が、「秘密の友達」です。
4.「秘密の友達」は、誰にも教えてはいけません。1週間、その友達をこっそり観察し続けます。よいところを見つけたら、メモ用紙に書き留めます。(1日の反省として、帰りの会で時間を設けました)
5.1週間後の授業で、「秘密の友達」宛てに手紙を書きます。
6.その手紙を、直接手渡します。(この時初めて、自分を観察していた友達が分かります)
7.もらった3枚の手紙を読んで、感想を書きます。

 <生徒の感想>
・自分は、よいところがあまりないと思っていたけれど、友達からのメッセージを見て、自分のよいところがわかりました。すごくうれしい気持ちになりました。この活動がなくても、友達のよいところを見つけて、伝えていきたいと思いました。
・あまり関わったことのない友達のよいところを知ることができました。手紙は少し照れくさかったけれど、喜んでくれたのでうれしかったです。
・友達が教えてくれたことで、自分の長所を知ることができました。さらに自分に自信をもてるようになりました。

 友達のよいところを見つけようとすれば、よいところを見つけられる目(心)が育ちます。逆に、友達の悪いところばかりに目を向けてしまうと、心が落ち着かず、友達との関係は悪化してしまうものです。今回の活動を通して、クラスの雰囲気が以前より温かくなった気がしました。誰に見られているか分からないというドキドキ感も楽しみの一つ。今まであまりしゃべったことのない友達とも交流のきっかけになったようです。自分のよさを認めてもらってうれしくない子どもはいません。友達に対して温かい気持ちで接することができるよう、今後も活動を続けていきます。

【一宮市立宮西小学校】あいさつからはじめる「チーム宮西」

 本校では、「夢と希望 みんなでかなえる チーム宮西」をスローガンに、行事や日々の活動に取り組んでいます。その活動の一つに「朝のあいさつ運動」があります。
 児童会と代表委員会が中心となり、毎朝、正門で登校してきた児童とあいさつをしています。1学期は、児童会で元気なあいさつをするための方法を話し合い、「あいさつカード」を使った活動に取り組みました。正門であいさつをするときに、「相手の目を見て」「大きな口を開けて」と具体的なめあてを全校に知らせ、「目を見て」「大きな口で言おう」などの掲示物を持ってあいさつ活動を行いました。具体的な方法を示したことで、あいさつの声は大きくなり、児童会役員や代表委員と元気なあいさつが交わされるようになりました。
 また、近くにある一宮商業高校や北部中学校と連携した「合同あいさつ運動」を行い、活発にあいさつする機会を増やしています。
 「おはようございます」というあいさつから宮西小学校の朝が始まります。あいさつは、人と人をつなぐ大切な言葉です。宮西っ子全員であいさつのあふれる学校にし、気持ちのよい一日が始められるように、「チーム宮西」として一丸となり取り組んでいます。

【蟹江町立蟹江小学校】ハッピーレターで「ありがとう」を届けよう

 前期児童会が、7月9日(月)から7月12日(木)までの4日間、「ハッピーレターでとどけようキャンペーン」を行いました。このキャンペーンは、前期児童会役員の1人が、児童会役員選挙のときに公約として示した取組です。目的は、ふだんなかなか言えない「ありがとう」という言葉と感謝の気持ちを伝えることです。
 まず、児童会役員が作成した絵はがきを、子供たちに1枚配付します。そして、自分が感謝している蟹江小学校の人に向けて、感謝していることと「ありがとう」という言葉を絵はがきに書いてもらいます。感謝する相手がたくさんいる人は、4枚まで絵はがきを書くことができます。最後に、それらの絵はがきを児童会役員が集めて、相手の人に渡してあげるという内容です。
 児童会の掲示板には、前期児童会役員が公約として示した別の取組「クラスのいいところ探し」の発表の下に、「ハッピーレターでとどけようキャンペーン」の感想が掲示されていました。
 低学年の感想には、「いっぱいもらってうれしかったよ」「ハッピーレターでともだちともっとなかよくなれました」といううれしい気持ちや、「ともだちにありがとうをつたえるかみをとどけてくれて、ありがとうございます」という感謝の気持ちなどがありました。
 高学年の感想には、「自分がこんなに感謝されているのだということを知った」「相手の反応が心配だったけれど、会った時にうれしそうにしてくれてうれしかった」いううれしい気持ちや、「ふだん、口では言えないことを伝えることができてよかった」「あげた方ももらった方も、自然に笑顔があふれたところが、とってもよかったと思います」というこの取組のよさに触れたものなどがありました。
 児童会役員が思いを意欲的に形にして、学校中に「ありがとう」があふれ、感謝の気持ちを伝え合うことができたすばらしい取組になりました。

【豊橋市立東田小学校】 校区交通安全推進決起大会

 本校では、「豊橋・学校いのちの日」に、命に関する授業をするだけでなく、毎年秋の交通安全市民運動の期間に合わせて、交通事故が起きないように3年生から6年生の児童をはじめ、校区のPTAや自治会、警察が参加をして、交通安全推進決起大会を行っています。道路が狭いうえに交通量が多く、交通事故にあいやすい校区のため、命の大切さを学ぶ授業を行うとともに、自分だけでなく、校区のみんなで命を大切にしようという取組を、次のように行っています。
1 毎年、児童から交通安全の標語を募集し、優秀作品を決起大会当日に表彰しています。
2 交通少年団の活躍の場とし、児童から交通事故が無くなるように呼びかけます。
3 パトカー先導のもと、金管バンド部が演奏をしながら、3年生から6年生の児童や教師、PTA、自治会のみんなで、学校周辺の道路をパレードします。
 こういった活動を通して、命を大切にしようという意識が高まり、登下校においても安全に歩行することができるようになりました。

【春日井市立春日井小学校】異学年同士のつながりを強める「縦割り班活動」で思いやりの心を育てる

 本校では、昨年度より全校児童を小グループに分けた「縦割り班活動」を行っています。どのグループにも1〜6年生が、必ず入るようにしています。昨年度は、1グループ16名程度でしたが、本年度は、その半分の8名程度にして、より多くの6年生がグループのリーダーになれるようにしました。
 「縦割り班活動」は、「互いに思いやり、協力する異学年どうしのつながりを強めること」が全校共通のねらいですが、各学年のねらいとして、6年生は「最高学年としてのリーダー性を身に付け、下級生の手本となる行動をすること」、5年生は「次期リーダーとしての自覚をもつこと」があげられています。
 1学期の活動として、まず5月に「なかよし集会」を行い、班員の顔合わせ、自己紹介と簡単なゲームを行いました。グループの仲間との初顔合わせで緊張している子もいましたが、6年生のリーダーシップで楽しく活動を進めることができました。そして、6月には、児童会最大のイベントである「春小まつり」を縦割り班のグループで協力して行うことができました。ある6年生は、「みんなで協力すれば、どんなピンチも乗り越えられることを学び、みんなをまとめられるようになりました」と振り返っていました。
 2学期以降には、「こども企画遊び」が計6回予定されており、そこで更に思いやり・協力の気持ちが育まれることと思います。
 昨年度からスタートした「縦割り班活動」では、昨年度の6年生の活動をずっと目の前で見てきた現在の6年生が、リーダーとしての役割を引き継ぐ「伝統」が、今、形成されつつあり、そのリーダーシップのもと、全校児童が互いに思いやり、異学年同士のつながりを強めています。

【みよし市立緑丘小学校】ふれあい学習会

 本校では、保護者が子供と一緒に体験的な授業に参加することで、子供と触れ合い、親子の絆(きずな)を深め、家庭と学校との連携を強化することを目的とした「ふれあい学習会」を実施しています。内容は、各学年が子供の実態を踏まえて企画し、運営をしています。学年によっては地域講師を招き、親子が楽しく触れ合いながら活動し学び合えるようにしています。今年度は、以下のような内容で実施しました。
・1年生『歯磨き名人になろう』
 日頃の歯磨きを振り返って、親子で練習しました。
・2年生『おもちゃを作って遊ぼう』
 講師を招き、親子で一緒にアイデアいっぱいの簡単なおもちゃを作って遊びました。
・3年生『親子体操』
 講師を招き、タオルなどを使い、親子で楽しめる様々な運動をしました。
・4年生『みんなで楽しく都道府県カルタ!』
 カルタを使って47都道府県を親子で楽しみながら学習しました。
・5年生『初めての裁縫 ネームタグを作ろう』
 野外学習の荷物につけるネームタグを親子で一緒に作りました。
・6年生『ダンスフィットネスを楽しもう』
 講師を招き、楽に合わせて、親子で楽しくダンスフィットネスをしました。
・わかば学級『カレーを作ろう』
 自分たちの農園で育てた野菜を使って、親子でカレーライスを作りました。

 活動後の子供たちからは、「楽しかった」「もっとやりたかった」「お母さんやお父さんに教えてもらった」等の感想が多くありました。保護者からは、「ふだんは忙しい毎日で、なかなかゆっくり親子で過ごすことができないから、よい機会になった」「また家庭でも子供と一緒にやってみたい」等の感想が寄せられました。
 この活動をきっかけに、親子で触れ合う楽しさを、感じていただけたことと思います。

【小牧市立桃ヶ丘小学校】たてわりペアグループ活動

 本校では、上学年と下学年でペア学級を組み、1グループ30人程度の「たてわりペアグループ」を作っています。行事や委員会集会で活動する機会を設け、他学年との交流を深めています。
 本年度は、5月に「たてわり初めまして会」を行い、グループの仲間と顔合わせをしました。グループで「ばくだんゲーム」をして、ペアの児童の顔と名前を覚え、仲よくなりました。6月には、環境委員会企画の「草取り集会」で、ペアグループで学校敷地内の草取りを協力して行いました。また、体育委員会企画の「花いちもんめ集会」では、運動場でペアグループが2組に分かれて手をつなぎ「花いちもんめ」を楽しみました。この頃には、お互いの顔や名前を覚え、笑顔で楽しそうに活動する児童の姿が見られました。上学年の児童は下学年の児童に対して優しく声をかけたり、より楽しめるように配慮したりする姿も見られ、上学年としての意識の高まりも感じられました。
 2学期以降も、「ももっこ祭り」をはじめ、様々な行事や委員会集会が企画されています。今後も「たてわりペアグループ活動」で、笑顔あふれる桃ヶ丘小学校にしていきたいと思います。

【豊根村立豊根中学校】自分の思いを伝えよう

 本校は、全校生徒が28名の小規模校です。校訓に「自立」を掲げ、学校生活と隣接する全寮制「志高寮」での生活を通して、「自律と自立」を目標に生活を送っています。生徒同士の仲はよく、お互いのよさを認め合うことができています。また、生徒会が中心になって大きな声での挨拶や丁寧な言葉遣いを、日々の生活の中で実践しています。
 異学年同士も交流し、お互いの気持ちを思いやることができる反面、自分がいやだったときに、いやな気持ちを正直に伝えることが苦手な生徒がいるという課題があります。そこで、6月の後半から、「自分のいやなことはNO」を合い言葉に、自分がいやだったときに、その気持ちを積極的に表現することに取り組みました。さらに、表現しにくいという生徒に対する支援として、イエローカード、レッドカードを名刺サイズにして配布し、言いにくい時にはカードで意思表示ができるようにしました。
 1学期の終業式では、実際に使った場面や、自分の変化を仲間と振り返りました。多くの生徒が常にカードを持ち歩き、この問題に対する関心が高いことがわかりました。実際にカードを使った生徒は少数でしたが、カードを持つことで、自分の気持ちを確かめる機会ができました。この取組は2学期も継続していく予定です。

【尾張旭市立旭丘小学校】 ストーリーテリング

 本校では、児童文学波の会の方をお招きし、ストーリーテリングを行っています。ストーリーテリングとは、20世紀にアメリカで始まった、昔話や創作童話等の語り聞かせです。語り手は、本を読むのではなく、子供たちの目をのぞき込みながら、覚えたお話を語ります。その独特の間、迫力のある口調に、子供たちはお話の世界に引き込まれます。そして、人の声に耳を傾けることの面白さや物語を一緒に作り上げ共有する楽しさを体験しながら、豊かな心を育んでいきます。
 今年度は、6月5日(火)・6日(水)の2日間で、1〜6年生までの全クラスがストーリーテリングを体験しました。
 3年生のクラスでは、『アナンシと五(ジャマイカ民話)』『ねずみのよめいり』『かめのこうらはひびだらけ(ブラジル民話)』『小石投げの名人タオ・カム(ラオス昔話)』という4つのお話を聞きました。外国のお話は、初めて聞くという子がほとんどで、時には息をのみ、時には声をあげ、目をきらきらさせながら聞いていました。終わった後も、たくさんの子が語り手を取り囲み、話をする姿が見られました。
 どの学年でも、真剣な表情でお話に聞き入る子供たちの姿が見られ、波の会の方々からも「子供たちの反応がよく、とても楽しい時間でした」とお言葉をいただきました。
 短い時間ではありましたが、子供たちにとっては貴重な体験になりました。語り手の方によると、ストーリーテリングは本校で20年近くも続く、伝統ある取組だそうです。今後も大切にしていきたいと思いました。

【豊川市立音羽中学校】命のリレーを学ぶ

 本校では、毎年3年生が、赤ちゃんとのふれあい体験をしています。地域の乳幼児をもつ御家庭の協力のもと、一人一人が赤ちゃんを抱っこしたり、手を握ったり、おむつを替えたり、貴重な経験をしています。事前に人形で抱っこの練習をしますが、実際に抱いてみると、緊張した面持ちの生徒も多く、「かわいいと思っていたけど、抱っこしたら落とさないかという不安でいっぱいだったので、赤ちゃんの顔はあまり見られませんでした」と体験を振り返っていました。
 また、赤ちゃんとふれあうだけでなく、お母さん方に、子育てに関する質問をしたり、授業で調べた自分の幼少期の様子を踏まえながらインタビューしたりしています。自分が育ててもらったありがたみや、命を守り、育てることの大変さに気付き、真剣な表情でお母さん方の話を、時間いっぱいまで聞いていました。
 小さな命を目の前にして、生命の尊さや重みをしっかりと感じ、今後、命を育てていくことが楽しみになる、そんな命のリレーを学ぶ機会となりました。

【岡崎市立福岡小学校】 いのちの教育

 本校では、6月23日(土)の「すこやかスクール」のときに、5、6年生とその保護者を対象に「たばこ・薬物乱用防止教室」を行いました。その後、講師をお招きし、コミュニケーションのはかり方について学びました。全校児童と保護者によるグループワークを行いました。ゲームを通じてたくさんの会話と笑顔が生まれました。コミュニケーションとは何か正しい人間関係の在り方を考えました。
 まず、違法薬物が、どんなに身近にあるものかについて、具体的な薬物サンプルを使いながら学習しました。リップクリームやしょうゆの入れ物、キャンディーのような形に似せた薬物の実態は、子供や保護者にとっても衝撃的でした。
 薬物は、一度使ってしまうと、自分の力ではやめられない強依存性をもつ恐ろしいものであることを学びました。そして、その流通経路は、身近な存在である友達や部活動の先輩であることを知り、テレビの中などの特殊な世界のことではなく、誰にでも起こりうるという現実の恐ろしさを実感しました。
 その後、「薬物乱用」とは、本来の目的とは異なる利用方法をすることであり、からだや心に大きなダメージを与えることも教えていただきました。「違法薬物」「合成麻薬」など、法の目をかいくぐって、小学生の身近に入り込んでくる犯罪を阻止するためには、家庭や社会が、「ダメ、絶対」を合い言葉にして、立ち向かっていかなければならないと学びました。
 親子で考える、よい機会となりました。

【半田市立花園小学校】花小あいうえお

 本校では、児童の重点努力目標として『花小あいうえお』を掲げています。児童に生活する上で意識してほしい事柄を、「あいうえお」の頭文字を使って分かりやすく伝えています。

『花小あいうえお』
あ るこう廊下
い どうは静かに
う 〜んときれいな履物そろえ
え がおであいさつ
お おきな返事

 毎週、生活委員会が1週間の生活目標を設定し、朝会で発表しています。生活委員が日頃の生活から今、足りない『花小あいうえお』の事柄から一つ選び、目標を考えます。そして、発表した後に、全ての児童が意識できるよう昇降口に掲示しています。
 また、各学期のはじめと終わりに、校長先生が『花小あいうえお』に関する話をしています。学期のはじめに全体で改めて確認をします。学期の終わりにも振り返りをすることで、次の学期に意識したい事柄を考えることができます。
 今では『花小あいうえお』を、ほぼ全ての児童が覚えています。子供たちの生活の様子も以前と比べて、少しずつよい変化が見られるようになってきました。これからも『花小あいうえお』を身に付けることで、豊かな人間性を備えた子供たちを育てていきたいと思います。

【岡崎市立岡崎小学校】縦割り班「なかよしグループ」での岡小なかよし活動

 本校では、全校児童を縦割り班にして、1グループ15人程度の「なかよしグループ」を作っています。行事や委員会集会で活動する機会を設け、他学年との交流を深めています。各グループの6年生は、下学年のことを考えて室内遊びを企画・準備・運営をしたり、行事や集会活動中に下学年の子を援助したりすることで、最高学年としての自覚も育てています。
 本年度は、5月に「なかよし結成集会」を行い、グループの仲間と初顔合わせをしました。なかよしグループで「なんでもバスケット」などの室内遊びをして触れ合った後、体育館で「ペットボトルボーリング」をしました。
 また、「学区合同なかよし運動会」では、学区の方の協力のもと、オリジナル曲「なかよし音頭」を踊りました。さらに、7月の「七夕集会」では、「二人三脚リレー」を行って楽しみました。この活動は、2学期以降も続けていきます。
 これらの活動の中で、上学年の児童と下学年の児童が手を取り合って活動したり、笑顔でお互いに協力したりする姿が見られました。教師も含め、学年間のつながりが深まっています。