【一宮市立葉栗小学校】自分の役割を果たすためには?

 学校全体の役割を任されるようになった5年生。任された役割に責任をもって取り組むことで、集団生活の充実に努める意識をもたせたいという願いから、授業実践を行いました。
 資料「ケンタの役割」をもとに、リレーの練習と図書委員の仕事が重なってしまった主人公が、役割を果たすためにどんなことを考慮しながら決断していくべきかを考えました。
 実際に、「運動会の応援団とリレーが重なったことがある」「学級の係と部活が重なってしまったことがある」という意見もあり、子供たちは、現実にも起こりうることであるという意識をもって考えることができました。そして、主人公がどう決断するかをじっくり考え、悩み、また友達の様々な意見を聞く中で「それも確かにそうだな」「言われてみればそれも大切だな」などと多様な考えに触れ、より深く考えていました。
 その後、実際に自分が同様の立場になったときどうするかを考え、「期限を大切にする」「多くの人に迷惑がかからない方を優先する」「そもそも重ならないように計画的に進める」などの意見が出され、実生活に寄り添って考えることができました。

【清須市立西枇杷島小学校】豊かな心を育む

 本校には、豊かな心を育む教育活動がいくつかあります。その一つは、「挨拶運動」です。保護者だけでなく、地域の方にも学校に来ていただき、児童とふれあいながら挨拶をします。
 また、1年生の行事には、「親子ふれあい給食」があります。保護者の方にとっては、懐かしい給食を、1年生の児童にとっては、保護者と一緒にふれあいながら楽しい一時を過ごします。
 さらには、一年を通して、四季折々の日本の風物を感じられるように、節句ごとに、こいのぼりや五月人形、七夕飾り、節分、ひな祭りと様々な飾りを「ふれあい広場」に飾っています。
 他にも、6年生が、他学年に平和推進学習で広島訪問の際に持って行く千羽鶴の鶴の折り方を教えたり、歌詞カードの作り方を教えたりしています。
 これらの活動を通して、豊かな心が育つことを願っています。

【知多市立旭南小学校】 保育園との交流会

 旭南小学校では、1年生と保育園年長児との交流会を、1年に3回行っています。今回は、6月に行った第1回目の交流会について紹介します。
 初めて出会うペアの保育園の子に、自己紹介をしたり、手作りのカードを作り渡したりする場面では、お兄さんお姉さんらしくリードすることができました。一緒に集合ゲームをした後に、校歌と運動会で踊ったダンスを元気いっぱいに披露しました。園児たちに、練習を上回る大きさの声で、小学生らしくなったところを見せることができました。
(児童の感想より)
☆わたしは、ぺあのこが かわいかったです。うれしそうに してくれたから、わたしも うれしくなっちゃった。
☆ぼくは、もうじゅうがりげえむが、たのしかったです。ぺあのこと みんなで たのしくできて よかったです。
 この活動を通して、入学以来、高学年から世話をされることが多い1年生児童にとっては、年長者としての自覚が生まれるとともに、自分たちから行動する姿勢と思いやりの心が育つことを期待しています。また、保育園児の子が、小学校へのあこがれや期待感を感じてくれることを願っています。 

【岡崎市立竜南中学校】みあい特別支援学校との交流

 本校では、年に2回、みあい特別支援学校との交流を行っています。
 1回目は、本校の生徒がみあい特別支援学校へ、2回目は、みあい特別支援学校の生徒を本校に招き、交流をします。今回はその1回目。初めて会う相手にドキドキしながらも、みあい特別支援学校の生徒が考えてくれた「魚釣りゲーム」を一緒に行いました。所々で、ペアの生徒が困らないように手を差し伸べる竜南中生。手助けするのは簡単ですが、相手が困っているときにさっと助けられることはとてもすばらしいことです。
 交流を終えた後の生徒の感想には、「伝えたいことを伝えるのはとても難しかったです。でも、笑顔で話してくれました」「自分らしく生きている姿に感動しました」「最初は相手の言っていることがわからないことが多かったけれど、だんだんとわかるようになり、会話することができました」と書かれていました。
 相手をすぐに理解することは難しいですが、無理だとあきらめるのではなく、何度も繰り返すことの大事さや、素直に表現することを相手から学んだのではないでしょうか。これは初対面の人だけでなく、友達同士でも変わりません。今回の交流を通して感じたことを、ふだんの生活でも大切にしていってほしいです。

【豊川市立平尾小学校】縦割り活動

 本校では、縦割り活動に力を入れています。縦割り活動では、主に二つの活動を行っています。
 一つ目は、「平尾っ子タイム」です。月に一度、縦割り班ごとに遊ぶ活動です。その日のために、全校のみんなが楽しめる遊びを、6年生が考えてくれます。一回一回の活動で学年ごとにめあてが決められており、楽しく遊びながらも、めあてを達成できるように頑張っています。
 二つ目は、「ヤギのお世話」です。平尾小学校には、ヤギのココちゃんがいます。毎朝、担当の縦割り班の子がココちゃんの小屋の掃除やえさやりをします。その際、6年生が中心となって声をかけ、フンは出ているか、目はキラキラしているかなどをしっかり観察して、ココちゃんは元気なのかを確認するようにしています。
 これらの活動によって、友達を思いやり、自他の生命を大切にできる子供を育成しています。3月には「観音山登山」が行われます。一年の締めくくりとして、縦割り班の子全員で協力して平尾小学校の近くにある観音山登頂を目指します。




【知立市立八ツ田小学校】 学級力を高めよう

 本校では、「自分が好き、仲間が好き、地域が好き」を主題として研究を進めています。その中で、「学級力レーダーチャート」を活用し、よりよい学級づくりを目指しています。2年生では、4月に「学級力アンケート」を行い、学級の通知表を作成しました。それをもとに、学級のよい点や改善すべき点について「スマイルタイム」という話合い活動を進めました。
 話合いを通して、「話をつなげる力」を高めていくことになりました。そこで、取り組む活動「スマイルアクション」を考え、よい姿勢で全員が話を聞けていたらビー玉をためる「ビー玉大作戦」を行いました。
 授業中に、よい姿勢で話を聞けている子をお互いに褒めあうなど、友達のよいところを見つけて称賛しあう姿が多く見られました。
 「スマイルアクション」の振り返りとして、6月にもう一度「学級力アンケート」を行ったところ、「話をつなげる力」の点数が上がりました。このことで、子供たちは、喜びを感じ、新たなる目標に目を向けていました。
 今後も、自分たちのクラスをよりよくするために、自分たちで方法を模索しながらよりよい学級、学校を目指していきたいと思います。

【豊山町立新栄小学校】 親子観劇会

 本校では、毎年、親子で参加する芸術鑑賞会を開催しています。
 本年度は、劇団をお招きし、「学校ウサギをつかまえろ」というタイトルの演劇を、全校児童・保護者・教職員で見ることができました。
 学校の飼育小屋から逃げ出したウサギを助けようとする子供たち。たまたま起きたささやかな事件の中、教室の中とは違う顔のクラスメートに驚いたり、見直したりと、ピンチをチャンスに変えていく子供たちの姿はとてもドラマチックなものでした。
 誰かと一緒に夢中で何かを成し遂げたときに感じる「みんなありがとう」という気持ちは忘れられない宝物であるというメッセージは、子供たちの心にしっかりと残ったようです。
 観劇後、子供たちからは、「歌や踊りがあったり、舞台がまわったりしておもしろかった」「みんなのアイデアと努力でウサギがつかまえられてよかった」などの感想を聞くことができました。
 今回の観劇が、家庭でもよき話題となり、心のつながりをより深めるものとなることを願っています。

【一宮市立瀬部小学校】ペア学級の取組を通して

 本校では、ペア学級での取組に力を入れています。その活動例を二つ紹介します。
 一つ目は、「ペアそうじ」です。6年生の児童が、掃除の仕方をペア学年である1年生に教えています。6年生は、最高学年としての自覚をもち、どのように教えたら1年生にとってわかりやすいのか考えたり、どんな声かけをしたら1年生が意欲的に清掃活動に取り組んでくれるのかを考えたりしています。1年生は、6年生とふれあいながら清掃に取り組むことで学んでいます。
 二つ目は、「読書ゆうびん」です。6月の読書週間で、全校生徒が、ペアの子におすすめする本の紹介をはがきに書きます。そして、はがきが届いたら、返事を書きます。上の学年は、ペアの子が読めそうな本を見つけてきたり、自分がその学年の頃に読んでいた本をすすめしたりしています。ペアの子のことを考え、「漢字で書くとわからないから読み仮名をつけよう」「ひらがなで書いた方がいいかな」と相手のことを思いやる姿が見られました。ペアの子に紹介してもらった本を、さっそく図書館に探しに行き、読んでいる姿も見られました。
 こうした活動を通して、全校児童の仲が深まってきています。今後もこうした児童の心を育てる活動を全職員で支えていきたいと思います。

【田原市立若戸小学校】結びつきを深めた春の遠足

 本校では、毎年、縦割り班で春の遠足を実施しています。今年も、天候に恵まれ、春の遠足に楽しく出かけました。
 初めに、1年生の歓迎会を運動場で行いました。縦割り班ごとに自己紹介をして運営委員会が計画したゲームを行い、異学年での交流を深めました。その後、縦割り班ごとに歩いて海まで行きました。途中、イチゴ狩りをしました。どの子もイチゴ狩りを楽しみにしていたので、真っ赤に実ったイチゴをとてもうれしそうに食べていました。6年生は、1年生に優しくイチゴの取り方を教えていました。
 イチゴ狩りの後、赤羽根の海に行きました。海では、ごみ拾いをしたり、お弁当を食べたりしました。そして、縦割り班で遊ぶ予定でしたが、全校で遊びたいという声があがり、全校で「けいどろ」をすることになりました。とても盛り上がりました。今年も、全校、仲よく助け合いながら結びつきを強めていけそうです。

【常滑市立小鈴谷小学校】 砂の造形

 本校では、縦割りグループを作り、様々な活動に取り組んでいます。5月15日(火)の「海に親しむ会」では、校区にある海水浴場に行き、海の生き物探しや海岸清掃などを行いました。
 その中の「砂の造形」では、潮が引いた砂浜で、1年生から6年生の全員がカラー班(縦割り異学年グループ)に分かれ、協力して作品の制作をしました。6年生が中心となって計画を立て、みんなに説明をし、作業の割り振りをし、作り始めました。「ここをもっと掘って」「何か飾りになるものがほしいけど、何がいいかなあ」など、作りながらいろいろ相談して作業を進めていきました。そうすることで自然にコミュニケーションが図られ、グループの仲がよくなり、完成のころには笑顔いっぱいで話をする姿がたくさん見られました。ペンギンやハンマーヘッドシャーク、イルカなどたくさんの力作がそろいました。最後の結果発表では、大きな歓声と拍手が起こり、楽しい1日が終わりました。
 これからも、読書週間で高学年児童が低学年児童に読み聞かせをしたり、休み時間に縦割り異学年グループで一緒に遊んだりして、異学年が交流する活動を通して、互いに思いやる心を育んでいきたいです。

【春日井市立勝川小学校】道徳教育の推進

 本校では、今年度の現職教育のテーマを「主体的で対話的な深い学びの創造〜『特別の教科 道徳』の授業実践を通して〜」として、道徳教育の推進に取り組んでいます。
○ 道徳の授業改善
 年間5回の校内研修(5月、6月、10月、11月、1月)を中心に、研究授業及び研究協議会を行います。校内研修には毎回外部講師をお招きし、指導していただきます。各学年4〜5学級あり、研究授業前にはプレ授業を行って学年で授業検討をします。学年の小さなPDCAサイクルと校内研修の大きなPDCAサイクルを同時に進めながら、よりよい道徳科の授業を目指します。
○ 年間指導計画・別葉の作成
 学校の教育活動全体で、計画的に児童の道徳性を養うため、年間指導計画・別葉を作成しています。各学年の計画を職員室の壁に貼り、全職員が見ることができるようにしました。学習や活動が終わったところには蛍光ペンで色を付け、進捗状況を確認します。また、新たに取り組んだことは書き込んで、次年度に生かせるようにしています。

【津島市立高台寺小学校】 家族ふれあい教室 〜夢を、言葉と歌にのせて〜

 本年度の「家族ふれあい教室」は、詩人・童話作家である工藤直子さんとシンガーソングライターの新沢としひこさんを迎えて、6月9日(土)に実施しました。「本物に触れ、親子が共に感動することで、豊かな心を育んでほしい」というねらいで、企画されました。会場となった体育館では、朗読と歌声による楽しいコンサートが繰り広げられました。
 小学1年生の子のつもりで「かまきり」の詩を読むという設定から、始まりました。「おかあさんがかまきりだったら、どんな読み方になるんでしょう」と語りかけ、ピアノ伴奏と歌を織り交ぜながら、テンポよく自作の詩の数々を披露していきました。国語の教科書で学習した詩が工藤さんによって生み出され、全校合唱で歌っていた多くの歌を新沢さんが作曲していたことが紹介されると、会場はますます、二人から発せられる一言一言に聞き入りました。「あ、それ知ってる」「2年生や4年生のときを思い出す」などという声も上がりました。詩の心の世界に引き込まれ、浸れる時間になりました。子供たちも一緒に歌い出し、一体感が築かれていくのが感じられました。
 下校時には、「以前、音読の宿題で何回も聴かせてくれた詩も出てきたね」と家族で語り合っていました。家族のふれあいを、という趣旨で、保護者には子供のすぐ横に座っていただき、同じ時間を共有しました。親子の距離が縮まり、温かい心の生まれるようなすてきな時間になりました。

【春日井市立坂下小学校】教育活動全体を通じて行う道徳教育

 学校の教育活動全体を通じて道徳教育を行い、その様子を子供たちや保護者に分かりやすく伝えるために、学習や活動の跡を学年掲示板にまとめています。
 5年生は、「Grow up仲間と共に」という学年目標を立て、道徳科「絵地図の思い出」では、友達を理解することについて考えました。また、6月中旬に行われる野外学習では、準備段階から学年目標を意識して活動に取り組んでいます。
 3年生は、「命の学習」と題し、道徳科「ヌチヌグスージ〜命の祭り」で考えたことや、理科のチョウやホウセンカの世話の様子をまとめ、生命の尊さについて考える掲示板づくりをしました。
 「ばらばらにやっている学習や活動は、実はみんなつながっているんだ」ということを子供たちが感じ取ることで、道徳性を豊かに養ってほしいと願っています。

【あま市立七宝中学校】 豊かな心を育てる講演会

 本校では、毎年6月に保護者学級を行っており、その中で、親子で参加する講演会を開催しています。本年度は、西尾市にある浄名寺副住職 松原紗蓮氏をお招きし、「苦しくても前向きに生きよ!」という演題でお話をしていただきました。
 松原氏が、波瀾万丈な人生から学んだことをもとに、熱く語られる姿に生徒は引き込まれていました。
 『「忍」という文字は心に刃(やいば)が乗っています。刃が心よりも大きくなりすぎたときは、一人で悩まず、友達や親、教師などと一緒に、多くの心で刃を支えていくことが必要だよ。』というお話は、生徒の心に深く残ったようです。
 講演後の生徒の感想では、「大きな刃をたくさんの心で支えていた。私は人に相談することが苦手だけれど、相談してみようと思いました。」「どん底を経験したとは思えない紗蓮さんの話をきいて、人は変われるんだと思いました。」など、思いがつづられていました。
 今回の講演は、必ず生徒の心の支えとなると信じています。

【岡崎市立六名小学校】 学区ぴかぴか活動

 本校では、毎年、学区の方と協力して、日頃使っている地下道や公園をきれいに清掃する活動を実施しています。
 地域の一員としての自覚をもつとともに、公共の施設を大切に使おうとする気持ちを育てることが目的です。
 美化委員会(本校通称名 ぴかぴか隊)の子供たちが、ぴかぴか活動がよりよいものになるように話合いをしました。当日の出発式では、ぴかぴか隊のリーダーが、「いつも自分たちが生活している学区なので、よりきれいで、より気持ちがよい学区にしていこう」と伝えました。
 座王公園の担当になった3年生の子供たちからは、「よく遊ぶ公園なので、ぴかぴかにしました」「最初は、落ち葉ばかり拾っていたけれど、植木の下をのぞいてみたら、空き缶やビンがたくさんあったので、植木の中にもぐりこんでとりました」といった意見が出ました。
 6年生の子供たちは、学区の愛友クラブや明神橋公園をきれいにする会の方たちと力を合わせて清掃活動を行いました。「明神橋公園の清掃活動が終わった後、きれいになった公園を見て、これからもこんなきれいな公園であってほしいと思いました」といった感想があり、行事を通して公共施設を大切にするという心を育むことができました。
 今後も地域とのつながりを大切にして、充実した活動が行えるようにしていきたいと考えています。

【安城市立錦町小学校】温かい心で

 友達の気持ちをよく考え温かい心で接すること、みんなで一緒に楽しく気持ちよく過ごすことの価値に気づいてほしいという願いから、「明るい心」(愛知県教育振興会)を活用して授業実践を行いました。
 本資料『森の友だち』は、児童の日常生活でよく見られる様子を童話化したものです。なわとびで遊んでいた動物たちでしたが、その中の一人が失敗ばかりしてなかなか順番が回らず、他の動物たちはそのことに対して文句を言ってしまいました。ここから、児童はどうすればみんなで楽しく遊べるかを考えました。
 実際に、代表の子が演じる様子を見たり、立場のちがう登場人物をペアで交代して演じてみたりすることで、登場人物の心情にせまることができました。「跳べない子を応援してあげる。」「一緒に練習してあげる。」などの考えが出たところで、再度、役になりきって演じることで、相手の立場に立った心情理解ができました。
 これらの手立てから、児童は、「自分たちだったらどうしよう」「どんなことに気をつけよう」と実生活に結びつけて考えることができました。

【常滑市立鬼崎北小学校】読書活動を通して

 本校では、毎年4月23日の「子ども読書の日」に合わせて、その前後の木曜日に、教師による読み聞かせを行っています。担任による読み聞かせではなく、違う学年、学級へ入って行います。校長や教頭も行っています。
 今年も4月26日に行いました。読む本は、図書館だよりで知らせますが、どの先生が自分のクラスに来るかは、当日の朝のお楽しみです。どの先生が来てくれるかみんなドキドキしながら楽しみに待ち、食い入るようにお話を聞く姿が、あちらこちらの教室で見られました。この集中力は読み手にも伝わり、相互の充実感につながります。
 また、本校では、PTA図書部の方々が中心となって行う年2回の読み聞かせや、火曜日から木曜日の朝の読書タイムも行っています。読書活動を通して、子供たちがより豊かな心を育んでいってほしいと願っています。

【春日井市立西尾小学校】大きくなあれ「ふわふわ言葉」の木

 コミュニケーションについてのアンケートを実施したところ、「ふわふわ言葉」が減少傾向にあることがわかったため、全校で2週間「ふわふわ言葉週間」を行いました。本校では、「言われるとうれしくなる言葉」「心が温かくなる言葉」など、ふんわりとした雰囲気がある言葉のことを「ふわふわ言葉」と言います。
 そこで、昇降口の掲示板に「ふわふわ言葉の木」を設置し、各教室にはハートのふせんを配布しました。1日の中でうれしい気持ちになる言葉をかけてもらったらふせんに記入し、「ふわふわ言葉の木」に貼りました。更に学級では、帰りの会等で「ふわふわ言葉」を発表することによって意識を高めたり、昼の放送で「ふわふわ言葉の木」に貼られたふせんの中から心が温まる内容を発表したりして、学校全体で「ふわふわ言葉週間」に取り組みました。
 ふせんには、「Aちゃんが一緒に遊ぼうといってくれた」「B君がいじわるしてごめんねと言ってくれた」「Cちゃんがいつも班長の仕事がんばっていてすごいねと言ってくれた」「Dくんが一緒に黒板を消してくれてうれしかった」「Eさん、ありがとう」等の言葉がありました。最初は小さな木でしたが、2週間たつと、大きな木になっていて、掲示板を見ている児童のうれしそうな顔が印象的でした。今後も継続して「ふわふわ言葉」が増えるような活動を行っていきたいと思います。

【一宮市立向山小学校】PTAあいさつ運動

 本校では、年10回「PTAあいさつ運動」を登校時間帯に行っています。これは、PTA学級委員の方々に本校正門・南門に立っていただき、代議員や生活委員会の子供たちとともに、あいさつを行うものです。定期的に「あいさつ運動」を行うことで、子供たちとのあいさつの習慣化を図るとともに、保護者と一緒に行うことで、地域で子供たちを見守る一助とすることが目的です。
 そして今年は、「あいさつは、遠くから、何度でも、大きな声で」をスローガンに「あいさつ運動」を展開しています。そして、「相手の目を見て、自分から、相手に聞こえるような声で」言うよう指導しています。
 「おはようございます」と、いつものあいさつより更に元気のいい、ハリのある大きな声が、グランドに響いています。高学年の子の元気なあいさつにつられて、最初は恥ずかしそうだった1年生の声も、日に日に大きくなってきたことは、うれしいことです。また、大きな声で言う子は、笑顔で言うことができます。笑顔の輪も広がってきました。
 あいさつは、人とひとの心をつなぐ大切なもので、子供たちの成長のために欠かせないものです。あいさつの輪を広げ、あいさつのあふれる学校にしていきたいと考えています。

【東浦町立緒川小学校】「伝統的な米作り体験」を通して「いのち」について学んでいます

 「足が土にはまって、目印の場所に苗を植えるのが難しかったけれど、慣れるとおもしろかったよ。おいしいお米ができるといいな」
 「これから大切に、秋まで育てていかないと、お米はとれないんだね。米作りの作業を地域の老人会の方に教えてもらいながらしっかり体験したいな」
 校内に設置された水田での田植を終えた後の、本校5年生の子どもたちの感想です。
 本校では、平成9年より20年以上にわたって地域の老人会である「東楽会」のメンバーの協力を得ながら、「伝統的な米作り体験」を行っています。実体験を通して、毎日食する米を育むことが、決して簡単ではないことに気付くとともに、大切に育まれた「いのち」を食していることに目を向け、自他の命をかけがえのないものととらえることのできる心を育むことをねらいとして取り組んでいる活動です。今年も、しろかき、あぜづくりを行った後、5月22日(火)に田植を行いました。これから水の管理をしたり、かかしを作ったりしながら、秋の稲刈りを目指します。
 保護者や地域の方からは、「低学年の子が、5年生になったらお米を育てることができるよ、楽しみだな、と話しています。これからも続けていただきたい」「毎年、地域と連携して体験活動を実施し、豊かな心の育成を図る取組を進めていただきありがたい」という声をいただいています。