平成26年度道徳教育の抜本的改善・充実に係る支援事業 あま市立甚目寺小学校

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「地域に根ざした創意工夫あるESD活動と道徳教育の連携」
   −道徳的心情の高まりが生み出すESD活動−
<取組と成果のポイント>
 本年度の三つの大きな取組に対して成果のポイントを記述する。
一つ目は、外部講師を招いた道徳勉強会である。5人の先生を招いて、6回の学習会を開いた。道徳の教材開発、指導方法、指導案検討や授業研究などを模擬授業を入れながら行ったことで、全職員の力量向上が図られた。学んだことは、後日教務がレポートにまとめ、全職員に配付し振り返りが出来るようにした。
二つ目は、道徳の授業と道徳的実践の場としてのESD活動実践の展開である。各学年、ESDカレンダーを基に実践を行った。
特に5年生の実践については詳しくレポートにまとめた。4月から8月までの1学期を中心とした実践であった。総合的な学習の時間と道徳を連携させ、シンキングツールを使って話し合いを行い、見つかった課題をもとに取材活動に出かけた実践は高い評価を受けた。上記二つの内容については、学校HPから詳しく知ることができる。
愛知県道徳教育推進会議委員の視察日には、一斉に授業公開した。ESDとの連携を図
った授業、シンキングツールを使った授業、本年度の研修を生かした授業の三つのパターンを公開した。ドラえもんやペットボトルなど、身近な教材を使っての教材開発に関して高い評価を受けた。また道徳とESDとの連携や、シンキングツールの活用については他の学校へ広めていってほしいという評価をいただいた。
 三つ目は、自己肯定感を高める取組である。4年生のソーシャルスキルトレーニング、5年生のハッピートークトレーニング、6年生のアサーショントレーニングは、甚目寺小の自己肯定感を高める系統的な活動である。そのうちの5、6年生は、外部講師を招いて行った。こうした人間関係を学ぶ学習は、人間関係が希薄となりがちな現代っ子にとっては、非常に重要であった。こうした活動が土台となり、学校生活を円滑に楽しく過ごすことができ、ひいては自己肯定感を高めることにつながった。
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