【尾張旭市教育委員会】教科等研究員を活用した授業力向上

 尾張旭市では、教科領域での研究を推進し、専門性を磨く教科等研究員が、各校の研究授業を参観し指導する機会を設けています。教科等研究員が授業参観後、発問や授業の流れなどについて良かった点や改善点等を授業者に伝えることで、授業力の向上につなげています。
 「特別の教科 道徳」においては、ここ数年より各校からの指導要請が多くなっています。教科等研究員による指導の場が、学校全体での道徳教育の成果や課題を共有できる機会となっており、職員の道徳科の授業に対する意識の高まりにつながっています。
 また、授業者が学習指導案を作成する時や教科等研究員が授業を参観する時には、教務主任会において2年間かけて作成した道徳科の手引書「特別の教科 道徳のいろは」を活用しています。内容は、基礎編・授業編・評価編・指導案編の4部構成となっており、道徳科の目標や基本の指導過程及び多様な指導方法を示したり、評価方法や指導案の書き方を紹介したりしています。
 今後も「特別の教科 道徳」の授業力向上のため、研修会の企画や様々な取組をしていきます。

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