【豊橋市教育委員会】令和元年度豊橋市立小中学校研究部研究大会道徳研究部の取り組み

 令和元年12月18日(水)に豊橋市立小中学校研究部研究大会を開催し、道徳研究部では研究部員28名が参加し、実践発表と研究協議を行いました。
 実践発表では、「人との関わりを大切にし、自己を高めようとする生徒の育成」という道徳研究部のテーマのもと、「答えのない道徳の問題、どう解く?」を用いた中学校2年生の実践の発表を行いました。「ネット上の友だちと学校での友だち、どっちが本当の友だちって言えるんだろう」という教師の発問から、道徳資料を使って話合い活動が展開され、教師が生徒のつぶやきを生かしたり、切り返しの発問をしたりする学習活動の様子が発表されました。
 研究協議では、授業実践をもとに、「児童生徒の心に迫る授業展開」「今回の授業を『相互理解、寛容』についてより深めていく授業にするための手だて」という視点で話合いを行いました。助言者の先生からは、「子供たちの気持ちを大切にして、どんな発問で揺さぶりをかけ、本音をいかに引き出すか」について助言をいただき、今後の課題を示していただきました。これからも豊橋市では、道徳科の授業力向上に向けて、更に研修を充実させようと考えています。