【豊橋市立吉田方小学校】情報モラル実践

 子供たちは、ゲームが好きで、一旦ゲームを始めると時間を忘れてのめりこんでしまいます。そこで、健康に配慮する必要性を理解し、適切に遊ぶことができるように、3年生の道徳科で、「ゲームに熱中すると」の教材を活用して実践を行いました。
 動画を視聴する前に、「今、熱中しているゲーム」と「なぜ熱中しているか」を発表しました。子供たちは、目を輝かせながらゲームの名前や、その楽しさを発表しました。しかし、子供たちからは、楽しい「光」の部分ばかりが発表されましたが、ゲームが及ぼす悪い影響「影」の部分は出てきませんでした。
 そこで、Netモラル「ゲームに熱中すると」を視聴し、登場人物の様子からゲームにのめりこむことが、人に及ぼす影響を考える場を設定しました。子供たちからは、「授業中寝てしまった」「だるさを感じた」「友達と遊びたくても遊べなくなった」「ごはんを食べなくなった」などの依存症の危険性に気付くことができました。さらに、自分の生活に置き換えて考えることで、自分もその危険性が潜んでいることに気付くことができました。
 授業後の感想では、「大人たちが決めたゲームの約束には、意味があると思いました」という意見が出され、ゲームをする際には、「行う時間」「健康に配慮した環境」が大切で、ゲームに依存しない付き合い方について真剣に考えることができました。