【小牧市立三ツ渕小学校】4年生「自分だったら」道徳科の授業実践

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 4年生の道徳科で、「スーパーモンスターカード」の授業を行い、正しいことを行う勇気について考えを深めました。この教材は、万引きをしようとしている友達を止める「ぼく」の姿を通して、善悪の判断、自律性などについて考えます。そして、正しいと判断したことを自信をもって行う判断力を育てることをねらいとしています。
 万引きをしようとした友達が、「カード、どうしてもほしかったんだ」と、「ぼく」にしょんぼり話しかけます。自分が「ぼく」だったら、友達にどう言葉をかけるのか、4人グループでの話合いの後、全体で交流しました。「『万引きはダメだよ。警察に捕まるよ』と伝えたい」「しょんぼりしているから、何と声をかければよいのか分からない」「『一緒にお小遣い日まで我慢しよう』と伝えたい」など、様々な意見が出ました。
 授業の終末部分では、「最初は、何と言えばよいか分からなかったけれど、○○君が言った通り『一緒に頑張ろう』と言えばよいと分かりました」「友達だからこそ、いけないことはいけないと注意した方がよい」などの振り返りが聞かれました。
 相手のことを考え、正しいと判断したことを自信をもって行動に移そうとする気持ちの高まりが感じられました。