【小牧市立小牧南小学校】学び合いを生かした 議論する「特別の教科 道徳」

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 本校では、「特別の教科 道徳」の全面実施に伴い、年度当初に、一つの考えを押し付けるのではなく、多面的な考えを引き出し、議論する授業の実現に努力しようという目標を掲げ、実践してきました。
 その結果、4月の授業参観、6月、11月の学校公開で保護者に公開する授業でも、研究授業で公開する授業においても、積極的に、道徳科を実践する学級が増えました。積極的に授業を研究し、公開する雰囲気が高まっています。
 4年生の学級では、「絵はがきと切手」というテーマで授業を行いました。この教材は、仲のよい友達から届いた絵はがきの、切手料金の間違いを指摘するべきか、指摘しないのか悩む主人公の話です。児童たちは、グループで気軽に本音をぶつけあっていました。主人公の気持ちになってみると、「間違いを友達に指摘するのは嫌だと思います」や、友達の立場だったら「知らないままより、言ってもらった方がよい」「せっかく送ったのに、そんなことを言ってほしくないと思う」など、積極的に意見を発表していました。
 今後も、更に本音を出し合える道徳科の授業を目指していきたいと思います。