【豊橋市立津田小学校】ポルトガル語で授業を受けてみよう

 本校の5年生には、4人の外国籍の子がいます。どの子も日本語の勉強に一生懸命取り組んでいますが、日本語で上手にコミュニケーションをとることができない子もいます。そこで、お互いの気持ちを理解し合い、日本人の子も外国籍の子も、みんなが仲よく協力して学校生活を送れるように、総合的な学習の時間を通してそれぞれの国の言語や、文化について学ぶことにしました。
 まず、ポルトガル語で授業を受ける体験を行いました。日本人の子たちは、簡単な作業の指示でも、何を言っているのかわからず、指示通りに動くことができませんでした。ポルトガル語を話す二人と日本人一人で会話をしてみましたが、日本人の子は、会話についていけずに困ってしまいました。これらを通して、外国籍の子たちが抱える不安に気づき、助けていきたいという気持ちをもてました。それとともに、日本語が分からない状況でも、学校でさまざまな活動に取り組んでいる外国籍の子たちの努力にも気付くことができました。
 今後は、それぞれの国の文化について調べ、そのよさを交流することで、お互いの国について理解し、尊重する気持ちを高めていきたいと思います。
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