【半田市立亀崎中学校】一部ローテーション道徳

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 本校では、授業中の生徒の表情を想像しながら、教材や授業展開について話し合い、教師同士で日々授業力を高め合っています。そこで、より魅力的な授業展開を教師同士で学びあうことや、生徒たちに各教師の専門教科や得意分野を生かした深い授業を受けさせるために、本年度より、「一部ローテーション道徳」を行っています。「一部ローテーション道徳」とは、学年主任や教頭、校務など担任以外の教師が、年間1時間ずつ道徳科の授業を行うというものです。
 3年生では、1学期に進路指導主事による「ローテーション道徳」が行われました。英語科の教員である進路指導主事は、我が国の伝統と文化の尊重「外国人から見た日本人」の授業を行いました。修学旅行で東京へ行った3年生は、そこでたくさんの外国人と出会いました。外国人の目に、日本人はどのように映っているのでしょう。授業の初めに、外国人から見た日本人のすごいところが、次々とスライドに映し出され、どこがすごいのか問われます。中には、当たり前のことで、なぜそれがすごいのか分からないものもあります。より詳しく国際事情を知る英語科の教師が、国際理解に関する授業をすることで、生徒たちは興味津々といった様子で、映像資料を見て解説を聞くと、思わず「なるほど」と声があがりました。「外国人から見た日本人」という内容が、英語の授業で学習した内容と関わるところもあり、教科と道徳科との関連も感じられました。生徒の振り返りには、「改めて日本という国について考えてみると、当たり前だと思っていたことが実はすごいところだったと分かり、素敵な国だと思った。」「日本人らしさやすばらしいところに誇りをもち、さらによい国にしたいという気持ちになった」とあり、気づきのある1時間になりました。