【新城市教育委員会】新城版「考え、議論する道徳」の推進

 新城市の教育研修会では、平成27年度から平成30年度の4年間で、次期学習指導要領の目的、内容等を理解し、新城の現状・課題に沿った対応ができるよう、各部会で研究・実践を行ってきました。道徳部会では、道徳の教科化全面実施に向けて、特に、「考え、議論する道徳」をどのように実現するかについて研究を進めてきました。
 平成30年度の道徳部会では、授業研究会や講演等を通して、新城版「考え、議論する道徳」のモデル授業の確立を目指しました。道徳科の内容項目をもとに、道徳部会内に3つのグループを編成し、グループごとに授業研究会を実施しました。児童生徒の意識に沿った主発問になっているか、価値を深めるための補助発問であったか等について、活発な研究協議が行われました。
 また、外部講師から学ぶ機会を設け、次期学習指導要領の理解を更に深めました。これからの道徳教育のポイントや指導方法、評価等、講師の先生から学んだことを部会員が各校で広げることで、知識・理解を共有することができました。
 今後も、道徳部会を中心として、新城版道徳教育の充実を図っていきます。