【豊川市立赤坂小学校】本校の道徳科授業実践

 本校では、「人の気持ちや立場を理解し、行動できる子供の育成」「物事に主体的、積極的にかかわれる子供の育成」「よいと思うことを粘り強く、最後までやり抜く子供の育成」の3点を重点目標として各学年、道徳科の年間計画に沿った授業を行っています。年間計画では、各教科や行事との関連も考慮した計画を立てていきます。
 3年生の「フローレンス・ナイチンゲール」の授業では、相手のことを思った行動とは何かについて考えました。キースさんに、食べ物や服を持って行ったのに、「いらない」と言われ、「せっかく持って行ったのにどうして?」「自分が何か悪いことをしてしまったのだろうか」という疑問から、その後、どうしたら相手が喜ぶのかを考えるナイチンゲールの気持ちを話し合いました。話合いの中で、「ただ物を持っていくというだけでなく、相手の立場になって、何をすると喜んでもらえるのかを考えてあげることが大切だ」ということに気が付くことができました。
 授業の中では、毎回、振り返りの時間を設け、道徳科の授業が、これからの自分の生活や生き方について考える時間になっていってくれればと思います。

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