【春日井市教育委員会】「特別の教科 道徳」の授業力向上を目指して

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 春日井市では、「特別の教科 道徳」の授業力向上を目指し、各校や中学校ブロックごとに、外部講師を招いた模擬授業や講義を計画しています。また、それぞれが計画している研修を市教委で集約して全校に配信し、他校の教員も研修に参加する機会が得られるようにしています。
 昨年度は、坂下中学校、今年度は、鳥居松小学校が愛知県教育委員会からの委嘱を受け、「道徳教育の抜本的改善・充実に係る支援事業」の研究実践校として、外部講師による模擬授業や講話をしていただきながら、授業力向上に向けて研さんを積んでいます。どちらの学校も市内の小中学校に公開し、春日井市全体の教員の授業力向上を目指しています。
 8月7日には、市教委主催の初任者・拠点校指導教員を対象とした道徳教育研修を行いました。内容は、講義「道徳の授業づくりのポイントと評価の在り方」、演習1「道徳資料の分析」、演習2「模擬授業」及び「グループ協議」です。研修前は「発問の仕方が分からない」「どうやって価値づけをしたらよいか」「授業の終わりのまとめ方が難しい」とそれぞれの悩みを話していた初任者でしたが、研修後は「授業づくりの方法が見えてきた」「心について考えさせる発問の仕方が分かった」と、今後の授業づくりへの意欲がもてたようでした。
 今年度は「道徳教育特別部会」を立ち上げ、市内全域の道徳教育を更に推進すべく取り組んでいきます。