【春日井市立東部中学校】本校の情報モラル教育

 昨年度行った本校のアンケートでは、97パーセントの生徒が自宅でインターネットを使用できる環境にあり、多くの生徒が日常的にSNSを利用していることが分かりました。そして、自由にSNSを使えるようになってきたことで、本校でも、SNSの使用に関係するトラブルが増加しており、使用方法や情報モラルについて学ぶ機会が必要になりました。そこで、本校では保健部と生徒指導部が中心となって「講話会」を企画し、生徒たちがSNSの使用方法について考える機会を設けました。
1 臨床心理士による講話
 昨年11月に行った「学校保健委員会」では、臨床心理士の方に「SNSとコミュニケーションについて考えよう」をテーマに、SNSを使用する際の注意点について教えていただきました。文字で伝えることのできる情報量は、直接会って伝えることのできる情報量よりもずっと少ないので、SNSを通したコミュニケーションは、自分の気持ちが十分に伝わらず、トラブルの原因になる場合があることを学びました。生徒からは、「大切なことは直接会って話すようにしたい」という感想が多く出てきました。今年度も、臨床心理士の先生を講師に招き、SNSの上手な利用の仕方について学ぶ予定です。
2 生徒指導主事による講話
 1学期の終業式後に、生徒指導主事が愛知県警察の「サイバーポリスゲーム」を使って、SNSの利用についての講話を行いました。SNSを使用することで起こる可能性のある様々なトラブルを紹介し、SNSは使い方によって加害者にも被害者にもなりうることを生徒に伝えました。生徒からは、「SNSの上手な使い方を覚えて、トラブルに巻き込まれないようにしたい」という感想が聞こえました。

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