【豊田市立高岡中学校】 本校の道徳科の授業について

 今年度から、中学校での道徳の時間が、「特別の教科 道徳」となった。よりよく生きるための基盤となる道徳性を養うため、道徳的諸価値についての理解を基に、自己を見つめ、物事を広い視野から多面的・多角的に考え、人間としての生き方についての考えを深める学習を行うために、本校では、教科書を用いて、次のように取り組んでいる。
 導入では、資料や中心発問、自分事として捉える発問のための時間とする。そして、教科書の資料を用いて「中心発問」について考える。そこから「自分事として捉える発問」を投げかけるが、その際、こちらが突発的に発問するのではなく、中心発問での生徒の発言が、自分事として捉える発問になるように、生徒の意見や考えをこちらが把握し、意図的指名や問い返しなどを用いる。
 生徒たちが考えたい、深めたいことを「自分事として捉える発問」にすることで、より真剣に考え、仲間の意見を取り入れた深い意見が出てくる。
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