【津島市立藤浪中学校】情報モラル教育の実践

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 生徒たちにとって身近な存在であるインターネットは、便利な反面、様々なトラブルを引き起こす可能性があるものです。トラブルや危険に巻き込まれるのを未然に防ぐための知識や、快適にインターネットを使いこなすスキルを身につけるため、全校生徒と職員を対象とした「情報モラル講習会」を行いました。大手通信業者より講師を招いて、「インターネットを安全に使うために」と題して話をしていただきました。
 インターネットを利用するときに発生するコミュニケーショントラブルや、その他のトラブルを想定して、事例を用いながら円滑なコミュニケーションに必要な要素や、インターネットの特徴、近年増えているスマートフォンによるトラブルの際の影響範囲や、注意点について学びました。講演形式ながらも参加意識を高めるために、自ら考え想像力を働かせる設問に答えながら、上手なインターネットの使い方について考えを深めました。
 以下は、生徒の作文です。
 今日の講習会の話を聞き、気をつけなければいけないと思ったことがあります。一つ目は、無料写真共有アプリです。写真に写った少しの情報で個人情報がもれてしまうと聞き、使うときは細心の注意をはらわないといけないと思いました。二つ目は、無料通信アプリの発言についてです。今日の講習会では、大きな声でしゃべれることを書くようにと言われました。今日の講習会を受け、自分がスマートフォンで嫌な思いをしたり、相手に嫌な思いをさせたりしないために、より注意深く扱わなければならないと思いました。また、情報モラル講習会を受けて、93万人がインターネットに依存していると知りました。依存者が多いということ、また、自分で決めた利用時間が守れないのも依存への第一歩であることを知り、怖くなりました。トラブルに巻き込まれないようにするためには、自分で判断できないときは、両親や先生など大人に相談することも大切だということも分かりました。将来スマートフォンをもったときは、今日の話を思い出して使い方に注意したいと思います。