【豊川市教育委員会】道徳教育の抜本的改善・充実に係る支援事業の取組

 豊川市全小中学校36校では、「考え、議論する道徳」を授業の中に取り入れる授業展開・評価の具体的な方法について、授業実践や外部講師を招いての研修会を各校で開き、日々研さんを深め合いながら、市内全小中学校での道徳授業の充実を推進しています。
 また、道徳科の指導員が定期的な学校訪問を実施し、各校への指導・助言を行うことで、市内全体の教員の道徳科の授業についての見地を深め、どの学校でも質の高い授業構築を目指しています。
 豊川市では本年度、国府小学校が愛知県教育委員会からの委嘱を受け、「道徳の抜本的改善・充実に係る支援事業」について研究をしています。「『特別の教科 道徳』を要とした道徳教育の充実 −『考え、議論する道徳の実現』−」という県の研究テーマを受け、6月25日の外部講師による講話を皮切りに、授業づくり、授業力向上、評価等について講師の指導を仰ぎながら、授業実践を積み重ねています。そして、その実践を市内小中学校に広めていきます。
 今後も豊川市では、自らの成長を実感し、よりよく生きる基盤となる道徳性を育むために、研究を深めていき、豊川市の児童・生徒の心身の健やかな成長への糧となる取組を目指していきます。