【豊田市立追分小学校】ともだちのえをたいせつに

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 1年生の情報学習で、お絵かきソフトを使って絵を描く学習を始める前に、「事例で学ぶNetモラル」を教材として、著作権や肖像権についての学習をした。「作品を大切に−わたしの絵をかえないで−」の動画を見て、話合いをした。動画の内容は、あかねさんがパソコンを使って描いた絵に、ゆうたくんが勝手に落書きをしてしまうという話だった。
 動画を見た子どもたちの感想は、「やっぱり、だまって友達の絵に落書きしたらだめだと思う」「ゆうたくんに落書きされたあかねちゃんは、かわいそう」「自分の絵なのに、ゆうたくんに描かれたら、あかねさんは嫌な気持ちになったと思う」「あかねさんは、落書きされて悲しそうな顔をしている」と、子供たちの素直な考えを聞くことができた。
 そこで、「みんなの絵に、あかねさんみたいに落書きされたらどう思う」と聞いてみると、「自分で一生懸命描いた絵だから、絶対に嫌だと思う」「大好きな絵に落書きされたら、悲しくなると思う」「わたしは、勝手なことをされたら、怒れると思う」と、自分のこととして考えることができた。子供たちは、パソコンで描いた絵も、自由帳に描いた絵も、図工の時間に描いた絵も、描いた人にとっては、どれも大切な絵だということに気付くことができた。
 今回の授業を通して、子供たちは、友達の絵には、勝手に落書きをしてはいけないと思うことができるようになった。