【春日井市立鷹来中学校】校歌斉唱を通して心の成長を

 「伝統ある校歌を大切に歌い、自信をもって校歌を歌えるようになろう」これは、生徒会の生徒が企画した校歌強化キャンペーン「校歌Weeeeek〜Do our BEST!〜」の実施に向けて、生徒が考えたキャンペーンの目標です。
 本校では、校歌を歌うことに慣れ親しんでほしいという思いから、始業式や終業式などの日に、校歌斉唱を行っています。生徒たちもこれを「伝統」と捉えているようですが、気持ちを込めて歌わなければ、ただ歌うだけの機会になってしまいます。そこで、生徒会が、「自分たちの手で、よりよい校歌斉唱を目指そう」と考え実施したのが、終業式に向けた「校歌強化キャンペーン」です。
 キャンペーンの1週間、生徒会が、校歌を歌う意義や歌うときのポイントを給食の時間の放送で伝えました。テーマを「歌詞を覚えよう」「いきいきとはつらつと歌おう」「姿勢よく歌おう」とし、5日間かけて歌詞の大切な部分や歌う際に気を付けることを伝え、校歌を放送で流しました。さらに、帰りのSTで各教室を回り、校歌を歌う伝統を大切にしようと直接呼びかけました。
 生徒主体の取組により、改めて校歌を大切にしようという雰囲気が強まり、各学年の学年集会でも校歌斉唱に取り組みました。こうしたキャンペーンを経て、終業式にはいつにも増して大きな声の校歌が響き、すばらしい学期の締めくくりとなりました。
 1年生は、4月の校外学習で校歌コンクールを行い、クラスごとに練習して発表します。2年生は、野外学習の退園式で、3年生は、修学旅行の退村式で感謝の気持ちを伝えるために校歌斉唱を披露しました。
 卒業式でも、中学校生活の最後に歌う歌が校歌です。3年間の様々な思い出がつまった校歌斉唱になるように、また、「伝統」を受け継ぎ下級生にバトンを渡したことが卒業後の自信となるように、校歌を通した心の成長が図られるよう生徒の活動を見守っていきたいです。
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